システム障害のその後

10月14日土曜午後、公開後のシステム障害で、ご迷惑やご心配をおかけしてしまい、本当にすみませんでした。
もしかしたら、楽しみにしてくださっていた方が、読めない状態にあったり、読んでいる最中に切れてしまったり、接続できるまで待っていてくださったり、沢山のご迷惑をおかけしてしまったのではないかと、申し訳なく思っています。サーバー側の問題だったようで、落ち着きました。
今後、もしかしたら同じようなことが起きてしまう可能性がありますが、急にサイトを閉じることはありませんので、接続できない時はお茶でも飲みながら、気長に待っていて頂けると嬉しいです。

大学の通信教育の試験は、全てwebから受けたのですが、2教科目の試験に苦戦し、まさかの2連敗の後、先輩からアドバイスをもらい、開き直った3回目の試験当日の事件。
パソコン前に座り、あと1分で始まるという時にいつもの画面が開かず、慌てふためきました。更新ボタンを押しても変化がなく、女性の上司がパソコンの調子が悪い時に叩いていたことを思い出し、画面を叩いてみたのですがこれもダメ(当たり前か!)、一か月また睡眠を削って勉強してきたのに~と最後は拝んでいたら、奇跡的に試験の画面が開きました。

後日、大学のホームページにシステム障害の話が出ていて、試験を受けられなかった学生さんが半分もいたとのこと。実際受けられた人も、選択権が与えられ、無効にしてもいいですがどうしますかという内容でした。
手応えを感じた内容だったとは言えない、でもトラブルがあった後だったので、いい感じに力が抜けたのも事実。
頑張ったよねって自分に言いながら、そのまま提出することにしました。

数週間経って送られてきた結果は、85点。本当に嬉しかった。
2連敗した時は、自信があった中で55点という結果、松井秀喜選手の背番号じゃん!と思いながら、本気で凹んで投げ出そうと思いました。今度は落とせないと思い、相当なプレッシャーを自分にかけていたんだろうな。内容そのものは合っていても、型にはまった文章は評価されませんでした。

システム障害があった後、画面が開いた時、試験を受けられることがとても嬉しかったし、これで落ちても仕方がないよねなんて思いながら書いた文章は、紛れもなく私の言葉でした。
それは、教授の心にも届いた言葉。格好をつけない、だから伝わる気持ちもあるのだと一つの試験で教えてもらった、トラブルも悪くないと思った出来事です。

以前、大学で勤務していた時、大学全体のちょっとしたシステム障害の度に、英語で怒ってくるイギリス人の先生がいました。とりあえずなんとか英語で謝りその場は収まるという繰り返し。
退職する時に、男性の上司に「あのイギリス人の先生、実は日本語ペラペラなんだよね。」と伝えられて、ずっこけそうに。おかげで語学力が少しだけ鍛えられましたよ!

上司のいたずら心満載の愛を感じた、忘れられない最終日。
でも、本当に毎回怖かったんですよっ。