友達に久しぶりの連絡

私が勝手に友達だと思っていて、相手はそう思っていないかもしれないのですが、一度すごく助けられた人がいます。

一対一の男女の友情はありかなしか、よくそのような話題って出ると思うのですが、私はあり派。
loveじゃなくてlikeというか、人間愛みたいなもの、色々な男友達からよく感じていました。

その友達も男性なのですが、心の奥底に流れる湧水のような所に触れてくれる人。私が何か苦しんでいることを感じ取り、傷つけないように遠まわしに伝え、生きるヒントみたいなことを教えてくれました。
もっとこうした方がいいんじゃないか?そんなものの言い方は決してしない、自分の考え方はしっかり持っているのに押し付けないやり方に、救われ、色々と考える機会を作ってくれた人です。

今までよく言われたのですが、私は時々「憂い」の表情をするらしいです。儚げな顔を無意識にしていたようなのですが、全く気にしていなかった。
大体鏡に映る時は、出来るだけいい表情をしますよね!
その友達は、私が時々不安そうな顔をすることに違和感を覚え、何かを抱えていると感じてくれました。

もしかして、大学図書館のカウンターに座っていた時に学生さん達にも気づかれていたかなと、今思えば反省材料がいっぱい。

「顔」じゃなくて「表情」で、その人がどんな生き方をしてきたのかがなんとなく分かるのかもしれませんね。
だから、やっぱり人の笑顔も、一生懸命な姿も好き。
木の年輪を表すバウムクーヘンもね。幾重にも重なったからこその深みを味わいたい。

友達に出会い、“ありのままでいい”ということを教わりました。合っているかな。
ヒントしか教えてもらえなかったから、結局自分で答えは見つけてくださいね、といった感じだったのですが、心の旅ってそういうものなのかも。

最後は自分で答えを見つける。見つけますよ。

その友達に、一年ぶりぐらいに連絡しようかどうしようか、散々迷って、連絡しなくても私が葛藤しながらも元気にやっていることは分かってくれていて、そんな自信も嬉しかったのだけど、やっぱり伝えたいことが沢山あって、メールしました。

返信がきたら、また色々考えさせられそうな予感・・・。

連絡の頻度じゃない、どれだけ深い所で分かり合えるか、信頼し合えるか、相手の気持ちを大切にできるか、それが本当の友達なのかもしれない。