「 祖父 」一覧

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無理なく向いている

母が入院する病院に通うようになり、ふと気づいたことは、病院という雰囲気に自分は合っていて、介護というものがそれほど苦ではないということ。 小さい時から、祖母の入院先にはいたし、祖父の介護を引き受けてきたこと、そして、私自身が現在進行形で通院していることも、理由の一つなのかな。でも、それだけではなく...

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究極の読後感

『永遠の0』(百田尚樹著、講談社文庫)を1年ぐらいかけて読むつもりが、最後は一気に読み切ってしまいました。感想は・・・。言葉にならないということ。そして、祖父の気持ちが重なり、私が感じていたものは当たっていたということ。 祖父は陸軍で、中国の内地で戦っていました。目の前で戦友が亡くなる中、必死...

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心の赴くままに

たまにはのんびり構えようと思い、パソコンに向かっています。一度書いた記事を改めて読み返して、納得がいかないものは保留。 お蔵入りになったものが、片手で数えられる程ですが、存在します。 古典が得意だと言っていたのに、なんで教員免許は社会科なの?と思われている予感。 司書で教員免許を持っている...

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引っ掛かりがきっかけとなる

『掘り下げる勇気』でも書いたように、本を読みながら祖父のことを色々と思い出しています。私の大失態は、ボイスレコーダーなどに、祖父の記録を残さなかったこと。 話を聞き、様子を誰よりも見てきた自分の記憶だけが頼りです。 祖父がシベリアからぎりぎりの状態で日本に戻ってきてから、親戚同士の勧めでお見...

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掘り下げる勇気

今読み始めている本は、『永遠の0』(百田尚樹著、講談社文庫)。 ずっと読みたいと思っていたのですが、読むのに勇気が必要で、なかなか開けませんでした。 購入したのは随分前。本棚で気長に待っていてくれました。 以前も少しだけ触れたのですが、祖父は戦地に赴き、捕虜になり、大変な思いをして帰ってき...

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年明けの嬉しい誤算

夫と結婚し、名古屋に帰省した1年目。父は、社会的なこともあったのか籍を入れたまま別居をしていて、年月と共に母と友達のようになり、祖父も、「お正月にお父さんを呼んでやって。」なんて私に言って、嬉しいお正月を過ごした時もありました。 でも、空気を読んでしまう私は母の異変に気付いていて。明らかに悲壮...

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電話は好き?嫌い?

子供の頃から、電話はあまり好きではありませんでした。理由は、相手の顔が見えないから。どのタイミングで相槌を打てばいいのか、話せばいいのか、自分の声はきちんと届いているのか、なんだかとても曖昧で、なんとなく不安でした。 息子が熱を出し、幼稚園をお休みすると、夕方必ず先生が電話をかけてきてくれます...

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サザエさんちのようにはいかないけど

ずっと話していなかった大切な話。 きっとこの話題を出すことは私なりに勇気がいることで、とても大きなことだと分かっていたからなかなか出せませんでした。 生まれ育った実家は、元々六人家族。母方の祖父母と一緒に暮らしていて、なんとなく他の家庭と違うことを感じていた幼少期。 戦争に行った祖父と、乳...

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記憶がよみがえった夏まつり

この間、幼稚園で夏まつりがあり、朝からなんとなく親子でそわそわしていました。 夫は仕事だけど、息子にはカエルの甚平を着せて、私はワンピース何を着よう。 いつもは自転車、でもたまには気分を変えてゆっくり歩いて登園。 到着すると、先生達が法被を着ていて、トレードマークの元気さと可愛らしさとはま...