イレギュラーを楽しもうよ

天気予報通り、昼ぐらいから雪が降り始め、集中してパソコンに向かおうと思っていたものの、タスクバーがなぜか表示されず再起動。そして、年季が入り過ぎて立ち上がりが遅いなと思いつつ、もう一度画面を開いてみると、またタスクバーが消えてしまったので、開き直ってWordだけ表示させ今に至っています。音楽も聴けないので、スマホにイヤホンを繋げることにして。さあ、この小さな難局をどう乗り切る?ちょいちょいフリーズするようにもなってきていて、パソコンの買い替え時なのは分かっているのだけど、愛着があるからもう少し一緒に頑張ろうよ。

週末、肌寒くて、それでも息子を発散させた方がいいと思い、公園は私自身が辛いのでまたボウリングへ行ってきました。すると、息子のスコアが伸びずぐずってしまい困惑。思い通りにいかないと、感情を爆発させてくるのは外でも同じ。母から怒りをぶつけられ、玉突き事故にならないように自分の中で堪え、息子に八つ当たりしないようにと努めているのだけど、彼からもぶつけられたらぺちゃんこになってしまうな。冬休みもそんな状態だったので、プログラマーのMさんにどさくさに紛れて弱音を吐かせてもらいました。私、負の感情請負人じゃないんだけどなと。相当弱っていたのでかなり心配されたものの、これまでいろんな局面を越えてきたことを知っているので、また力を溜めて乗り切るだろうとそんな気持ちも伝わってきました。僕の前でも、言葉を選んでいるの感じているよ。手術前、いつ戻ってこられるか分からないから、公開を見送った未発表の書き溜めた記事が私のノートパソコンに貼り付いている、その存在を伝えた時、Mさんは何とも言えない表情で分かったと返事をしてくれました。そこには、沢山の言葉はいらなくて。途切れさせたくないというSちゃんの気持ち受け取ったよ、でも元気に帰ってきて。表情がそう言ってくれていました。このサイトにとって大事なひとコマです。
さてさて、ボウリングの最後に気持ちを立て直した息子は、スペアを連続し、波打っていた心が落ち着いたのが分かりました。その後、UFOキャッチャーをすると、小さなごまちゃんのぬいぐるみをゲットし、大喜び。ね、これでプラスマイナスゼロではなく、プラスが勝ったよ。二人でわいわいして帰り、恵方巻を買って節分の時間がやってきました。息子が玄関に立ち、鬼のお面を付け、去年作った金棒を持ったので、豆を撒くと金棒をバットのように振り、廊下に入ってきてしまい、大爆笑。「振っちゃだめでしょ!」そう言って、役割交代。私もお面を付け金棒を持つと、無意識のうちに振ってしまい、同じ展開が待っていて笑ってしまいました。金棒をバットのようにしてしまうのは我が家だけ?!と思いながら、一緒に片付け、今年の方角を向き恵方巻を食べた時間。いいことがあるといいね。そして次の日は、息子の11歳の誕生日でした。去年と同様、誕生日プレゼントはヤクルトスワローズキッズ会員のグッズ。シーズン前には届くということで、ワクワクしながら待つことにして、当日何もないのはちょっと寂しいかなと思い、スタバのグッズをプレゼント。喜んでくれた後、友達と遊ぶ約束をしていたので見送りました。本当は前日だったよう、でも息子の誕生日に合わせてみんなが集まってくれることに。その友情に私の方が助けられたようでした。夕方になり、とても嬉しそうに帰ってきて、幼なじみのD君からくまがハートを持った折り紙のプレゼントと、もう一人の子がお菓子の詰め合わせをきれいに包んで渡してくれたと満面の笑みで教えてくれました。そして、私のスマホにはヤクルトスワローズからメールが。2月生まれの会員のみなさんへ、塩見選手がお祝いメッセージを動画で伝えてくれて、二人で感激。母親と息子、その二人だけの世界から沢山の輪が広がって、一人で頑張らなくていいんだな、そう思わせてくれた優しい誕生日でした。夜は、お待ちかねのブッフェへ。散々食べて、沢山笑い、夜景が綺麗で、少しトンネルを抜けられたような気がしました。生まれてきてくれてありがとう。

父の検査結果は、がんの可能性が出て今入院待ちの状態。年始の挨拶に行くと、スマホが壊れたと父が話してくれて、そうすると母と直接やり取りをしなければならず、また訳の分からない攻撃メッセージを受け取るのかと思うと、余計に怖さが広がりました。その後、父からスマホが直ったと連絡が入り、ほっ。今になって、スマホが壊れた原因を思い出してみました。どうやら、8階のマンションからくしゃみをした拍子に下へ落としてしまったよう。ちょっと落ち着いたから言えるのだけど、ばかなんじゃないか?!タイミング悪いし、どんくさいし、父が原因で母の機嫌も悪くなるのに、都合が悪くなるとしれっといなくなるなと言いたいことは盛りだくさん。二十年ぶりの母との同居、すでにポケモンにはまっていた父は、マンションの階段の端でひたすら前かがみになりスマホの操作をしていたよう。母が笑いながら話してくれました。「もうね、お父さんが引っ越して来てから、すぐに同じ階の方達に挨拶に行っておいて良かったわよ。そうじゃないと階段の隅でずっとポケモンやっていて完全に怪しい人だった!」その話を思い出し、やっぱりばかなんじゃないかと改めて思った今日。しんしんと降り続く雪景色を見ていたら、2年前の引っ越し前を思い出しました。賃貸マンションのオーナーから正式なゴーサインの連絡を受けた日。母のマンションに一人でいて、涙が溢れました。母と息子は二人で参拝に行ってくれていて。私と息子の新しい生活が、平穏なものでありますように。それは、紛れもない母の気持ちでした。どれだけ辛い思いをしても、やっぱり忘れたらいけないなと。ただ、彼女のジェットコースターに乗らないように、もっと広い心で向き合えるかは自分次第なのかも。
2月4日は息子の誕生日、それは私が母親になった日。新しい旅が始まった日。