オリジナルなもの

スタバに通い続けていると色々ないいこと。その一つに、レシートにアンケートがついている時があり、それをネット上で答えてそのレシートを持参すると、トールサイズの好きなドリンクを一杯用意してくれるという嬉しいサービス。喜んでお店に行き、よくお会いする店員さんに見せると、「どれでも大丈夫です。いつもラテを注文されているので、バレンタイン限定のドリンクにカスタマイズもどうですか?」と言って頂き、せっかくなので作ってもらうことにしました。飲んだら、甘い後にくる苦みがいい感じのストライクで、心地の良い朝でした。

実は、今使っているノートパソコンも、プログラマーのMさんがカスタマイズできるものをと探してきてくれたお気に入りです。私のこだわりをひとしきり並べ、3つぐらいの選択肢を用意してくれた中から決めました。カスタマイズ(既存の商品などに手を加えて、好みのものに作り変えること)ってなんだか嬉しい。自分ならではのパソコンといつも一緒。愛着があるとより頑張れそうです。

サイトの構成については二人で決めたのですが、できるだけシンプルにしたいというのがMさんの考えでした。『文章で勝負する』これが、彼のこだわりでした。「僕のデザインよりも文章を前面に出したい。」当初からずっと言われ続けていたことであり、今の大きなアクセスに、私とは違った形で喜んでくれている友達には本当に感謝しています。そして、ロゴのくまちゃんは、彼の完全オリジナル。絵が下手な私は、口頭でのみ説明をし、そのイメージをフリーハンドで書いてくれたのがこのくまです。特殊な技術を使いながら仕上げ、なみなみ入っていたホットチョコレートは、カップの縁が少し白くなって、運ぶときに溢れることはなくなりました。試行錯誤してくれたくまちゃんを有名にするには、私が頑張るしかありませんね。

最近、ある本を読んでいたら、Mさんの仕事仲間であった技術営業のFさんにとても似た方が出てきました。いつも信念を持ち、その人の芯の部分を見ながら心のこもったアドバイスをくれる、その姿を文庫の文面の中で感じ、無性に会ってみたくなりました。アドバイスを求めるのは、Fさんじゃないと駄目だなと感じたからです。情報化社会に精通し、沢山のサイトを目にしてきた方なら誰でもいい訳ではなく、このサイトの意味を深く理解してくれたFさんだからこそ、改めて伝えたい想いがあり、それに対してどう答えてくださるのか、聞いてみたくなりました。でも、そんなことをしなくても、もう分かっているのかもしれません。
“そのままでいい”と。「伝えたいことがあり、それを表現し続けることは労力が必要なことだと思います。他で見たことのないメディアに期待しています。ライターさんの想いを伝えるために、Mさん頑張れです。」最近投げかけてくれた大切なメッセージ、そして、大きな応援。二人のタッグを見届けてくれています。

こういった方が必ず周りにいてくれて、下を向きそうな時に励ましてくれたのだと改めて思いました。過去のことには限りがあります。でも、何気ない出来事に遭遇した時、封印してきた自分の想いがふと蘇ることがあり、止めどなく気持ちが溢れます。
もう一度、息子と一緒に子供の頃から思い出してみる。苦しい作業かもしれないけど、それもまた私の一部分。
ここまできたヒントがどこに隠されていたかは、読者の皆さんに感じてもらうことにしよう。