明け方の夢

今朝、眠りが浅くなったと同時に随分日常的な夢を見ました。それは、通院している病院行きの電車の中でぼうっとしていたら、乗り過ごしてしまい、いつもは乗らない電車に乗り換えようとしてもうまくいかず、すっかり予約の時間が過ぎてしまい、駅から謝りながら電話をかけてその日の通院は諦めるというもの。それが夢でほっとしたものの、朝から変な疲れが出てしまいました。

この間の主治医の診察で、思わず聞いてしまった先生の年齢。すると、笑いながら「ないしょ」と言われてしまいました。この茶目っ気たっぷりな感じも堪らない。ついでにどさくさに紛れて血液型も聞いてみると、「A型だよ。」と教えてくれたので、「ビンゴ!結構自信があったんです。」と伝えると、「ビンゴなの?!僕の家族みんなA型だから多分AA型だよ。つまらん男です。」先生、誰もそんなこと言っていないですってば!と心の中で思いながら笑えてきて。診察中にする会話じゃないのに、しっかり乗ってくれる先生。私の心はすこぶる元気で、冷えさえ改善されればこの子は大丈夫だろうと思われている予感。診察中の主治医の手も冷たかったので、「先生も漢方を飲んでいるんですか?」と聞いてみると、「僕も飲んでいるけど、患者さんに勧めておいて効かないんだよね~。」ははっ。なんだろうな、この感じ。僕も長期戦だから、ゆっくり改善しようよのメッセージなのか、素でぼけてくれているのか、主治医の人の好さが一番温まり、診察終了。

毎回こんなやりとりをしていたら、そりゃ乗り換えに失敗した夢も慌てるよね。私が求めているのは、常備薬よりも安心感。「大丈夫だから」と伝え続けてくれる主治医の言葉なのかも。

息子はまだサンタクロースを信じていて、去年のクリスマスの朝は、ビッグファイヤーステーションが届いていました。爆睡していた息子は、起きてから大喜び。「パパとママなら、こんな大きなおもちゃ、絶対に買ってくれなかったよ~。」と言われてしまいました。スポンサーは私達じゃ!!これは、以前父が買ってくれたビッグファイヤーエンジンと繋げられる、大きな消防署。トミカの緊急車両を沢山並べて一気に出動させられるという、男の子には堪らないおもちゃです。でもよく見ると、ポイブーブー(ゴミ収集車)も混ざっていたので本人に聞いてみました。「だって、事故があった時にゴミがあったら邪魔でしょ。すぐにどかしてくれるから、ポイブーブーも大切な緊急車両だよ。」なんだか優しい発想に、こちらの方が和まされる朝。想像力って、こんな風に育まれていくのかな。

そんな息子は、たった一度だけ主治医がまだ総合病院にいた頃、診察についてきたことがありました。私がベッドに横たわる間に、さりげなく先生が息子にシールを渡してくれていて、はにかみながら受け取っていました。それがとても嬉しかったらしく、帰りの車の中で、「ママの先生、飛行機のシールをくれたよ。優しくてボク好き。」と言って、一日ずっと離しませんでした。敏感な息子は、その空間の中に流れる居心地の良さを感じ取っていたよう。親子だもん、分かるよね。

とても体調が悪かった冬休み、10分だけこたつで寝かしてねと息子にお願いをし、一人で遊んでもらいました。野球チームのコーチからもらったウルトラマンのフィギュアが、くみちゃんに襲いかかるという設定。気になって寝れんがな!!夢よりも現実の方が何倍も面白い。