なんだかよく分からないのですが、新しい年長の先生との面談は緊張してしまい、帰ってからようやく落ち着きました。理由は何だったのだろうと色々考えてみる。
あ~、そうか。私の中で、格好いい女性のイメージが出来上がり、ドキッとしてしまいました。
幼稚園の先生だから、もちろん可愛らしい雰囲気なのですが、いつもそつがない印象で、あまりボケボケな所を見せられないなと、勝手に気合いが入っていて。面談で、怪しい人だと思われていないことを願うばかり。
この間は、半日保育で、生憎の雨だったので自宅にこもり、ずっとパソコンとにらめっこ。天気が悪くて、時間もあまりないと煮詰まってくるなと思いつつ、後半になってようやくエンジンがかかってきたので、お迎えの時間がギリギリになってしまい、慌てて幼稚園へ。
途中で同じクラスの男の子に会い、「○○君、ずっと待っていたよ~。」と言われ、余計に焦ってしまい、エントランスで先生と息子が待っていてくれた姿を見たら、ほっとして、挨拶も適当に帰って来てしまいました。
雨の中、縁石に乗ろうとする息子を叱りながら、ようやく帰宅。安堵していると、まともに先生に挨拶をせず、さくさく帰って来てしまったのではないかと、失礼な態度だったかなと急に気になりだしてしまって。
明朝、年長なので二階のお部屋にいるはずのY先生が、たまたま下駄箱で声をかけてくれたので、慌てて事情を説明しました。「先生、昨日のお迎えなんですけど・・・。」と前置きをすると、「えっ、私、引き渡ししませんでしたっけ?」と言われて、大爆笑。
いやいや、そんな訳ないですよね!と笑えてきて、きちんとご挨拶もせずに帰ってしまったのではないかと謝罪しました。その話を聞いて安心してくれたのか、「こちらもバタバタしていてすみません。」とわざわざ謝ってくれて、先生絶対いい人だなと嬉しくなりました。
多分、無意識のうちに挨拶をしたような気もするけど、雨の中時間ぎりぎりで行ったことで、息子を待たせてしまったのではないかと勝手に焦ったことにより、先生に無愛想だったのではと気になってしまったものの、先生は全く気にしていなくて、逆に恐縮されてしまったという始末。
そんな慌ただしい状況の中で、「私、引き渡ししませんでしたっけ?」の先生のひと言が、かなりツボでした。
格好いい女性のイメージが少しだけ和らいで、勝手に親近感。これで、アイスブレイクできたかな。
冷静なふりして、かなりせわしないお母さんだと思われたかも。でも、ちゃんとしているイメージよりも、素を出してしまった方が、楽なのかもしれないな。間抜けな質問は、小出しにすることにしよう。先生の持ち味を最大限この場所で引き出せるかは、私の腕の見せ所?!
保護者の視点というよりかは、一人の人間として、先生をはじめ、沢山の方達を心で感じられたらと思っています。そうするには、やっぱり落ち着かないとね。
自宅で一緒に遊んでいる最中、緑のブロックを握りしめて、緑がない!と騒いでいる私に、「ママ、手に持ってるじゃん!」と言ってくる息子は、意外と私よりも冷静。