今日、最近よく通っている穴場のスタバに行くと、マイタンブラーを持参するのですっかり顔を覚えてもらい、仲良くなったスタッフさんが話しかけてくれました。「あらびきソーセージパイにしたんですね!めちゃくちゃ美味しいから!」半分友達のようなノリに笑ってしまい、少しランチにしては小さいかなと思ったのですが、そんな明るさにグッドチョイスと思わせてくれた、嬉しいやりとりでした。三回会ったら友達、気の合う方とはいつもこんな感じです。
教育実習中、日本歴史の授業を行う際、できるだけピクチャーカードを使おうと思い、深夜のコンビニへカラーコピーをしに行きました。すっぴんでジャージという、あの頃には何の抵抗もなかった格好で。翌日、授業を見守ってくれた社会科の恩師とコンビニ談義で盛り上がった時のこと。「教育実習って時間が凝縮されているので、どれだけ時間があっても足りないです。もっと学びたいことが沢山あるのに。コンビニのカラーコピーってなんであんなに時間がかかるんでしょうね。」そう伝えると、笑いながら答えてくれました。「時間がかかるからいいんじゃないか?先生さ、常に何か考えているだろ。そうじゃなくて、たまにはその時間に身を委ねてみるのもいいよ。カラーコピーの時間、その1ページでどうやって授業を組み立てようって、ゆっくり考えるいい機会じゃないか。長い分だけいい時間だと思うよ。」あ~、なんだかやられたと思いました。社会科という授業を、いかに面白く展開していくか。その為にはまず自分の頭を解していく。その為の時間なら、惜しいことなんて何もない。あの短期間で、恩師が培ってきたものを惜しみなく届けてくれた気持ちがふと蘇り、改めて懐の深さを感じています。
今のカラーコピーは速くなったな。終わっても、そのままぼーっと突っ立っていようか。何かが浮かんでくるかもしれない。
出産後、病院内で他のママに話しかけられた時のこと。そのお母さんは、二人目の出産で、お姉ちゃんは4月生まれ、息子と同じ2月生まれの男の子を出産。「早生まれだと、1年近く違ったりするから、小さいうちは気になるかもしれないけど、できるだけ親の私達が気にしないでいられたらいいね。お姉ちゃんは、4月だったからできるのが当たり前だと思って、逆に辛い思いをさせてしまったかも。できないのが当たり前だという目で見られたら、子供達も楽かもしれないね。」と。
笑ってしまうぐらい、学校でのテストでケアレスミス連発の答案を持ち帰ってくるので、それを直すだけでも一苦労なのですが、そんな時、その友達が言ってくれた言葉が頭を過ると、あまり怒ってはいけないと反省の日々。できないことが当たり前だと思っていた方が、のびのびと育っていくのかもしれないな。
猛烈に忙しい夏休み。でも、そんなバタバタの毎日が、本当は記事を書きやすくしているのかも。単調な毎日なら、それこそもう何も書くことがないと開き直っているかもしれませんね。他の誰に負けてもいいけど、自分には負けたくないといつも思っています。これでも昔よりは随分丸くなって、妻や母親としてはかなり手を抜いているのですが、このサイトだけは全エネルギーを投入したいと願っています。だってね、私が同じ時間にいることを知ってくれている方達が、その時間を待ってくれているから。その気持ちに応えたいと思うのは、とても自然なこと。間隔を空けたら、書くリズムが狂ってしまうという不安もあるけど、それよりも、この場所に“人”が来てくれている、その喜びを形に変えなくてどうする?そんな好循環が、誰かの気持ちを少しでも軽くできたら。
苦しいのは、前に進みたいと思っているのは私だけじゃないから。