貴重な一年
新年度が始まり、息子もついに6年生。まだランドセルが大きく見えた入学式からもう5年が経ち、最終学年かと思うと感慨深いものがありました。始業式は雨、傘を差して学区内まで送り届けバイバイ。背が伸びたな、1日1日を大切にしようと思った帰り道。そして、いつもの公園までお迎えに行くと伝えてくれました。「担任の...
-自分らしくいられる場所-
新年度が始まり、息子もついに6年生。まだランドセルが大きく見えた入学式からもう5年が経ち、最終学年かと思うと感慨深いものがありました。始業式は雨、傘を差して学区内まで送り届けバイバイ。背が伸びたな、1日1日を大切にしようと思った帰り道。そして、いつもの公園までお迎えに行くと伝えてくれました。「担任の...
息子を学校へ送り届ける途中、一悶着あり、少し気まずい雰囲気でバイバイ。背中を丸めて歩く後姿を見て、このまま学校へ行かせたらずっと一日辛い思いをさせてしまうと思い、追いかけました。そして、軽くハグ。その行為に少し安心してくれたことが分かり、それでも俯きがちに歩き出したので、少し間を置こうと思いお別れ。...
ある平日の朝、起きた瞬間ものすごい吐き気に襲われ、なんとか適当な朝ご飯を準備したものの、起き上がってはいられない状態になり、息子に言いました。「お母さんね、かなり気分が悪くて、今日は送っていけそうにもなくてごめんね。帰りは良くなったらお迎えに行くから、気を付けて行ってきてね。」そう言って、ベッドの上...
週末は、息子と室内遊園地へ。大きな滑り台を一緒に滑り、マリオカートをやって、メダルゲームを楽しみ、二人で発散しました。が、連日の送迎や部屋の整理で疲れも溜まっていたので、早く切り上げようと思いついた一つの提案。「ねえ、今日は早めに帰ってマックに行かない?」「いいよっ。今おもちゃ何だろうね。」そう言っ...
良く晴れた日、あまり眠れなかった朝を迎え、慌ただしく身支度をした後、息子と二人で仏壇の前へ。「おじいちゃんにバイバイしよう。ずっとRのことを見守ってくれていたから。」そう伝えると、ランドセルを背負ったまま手を合わせ、何とも言えない優しい時間が流れました。息子と同じ誕生日のお義父さん、これまで沢山の時...
大学在学中、教職課程の講義が始まると、教授が慌てて他の棟にある講義室を案内してくれました。え?なんで?と思いながらも皆でぞろぞろ向かうと、そこにはすでに大勢の学生さんが座っていて、後から行った私達は立ち見状態。マイクを持ち穏和に話してくれていたのは、とても有名な心理学者の先生でした。教授も慌てたのか...
今日は、また旗振り当番の日でした。一緒に行きたいと息子に言われたので、朝から慌ただしく準備をし、旗を持って二人で通学路を歩きました。すると、頭上には驚くようなうろこ雲が。それを説明すると、「本当にお魚のうろこみたいだね!」と一緒に感激。いい朝の始まり。そして、交差点でバイバイすると、相変わらず何度も...
両膝のリハビリで、プールに通い始めた母。それはいいことだと応援していたある日、急に連絡が入り、「初回で30分しかやれなくて、余裕があるからRを見てあげるわよ。30分後に連れてらっしゃい。」というあまりにも展開の早い内容に困惑。気合いを入れて行ったはいいけど、エネルギーを持て余してしまった?!と半分笑...
1時間だけに集中した授業参観ではなく、学校へ行こう週間というものがあり、気楽に授業を見に来てくださいという1週間のイベントを学校側が用意してくれました。毎年行われるものの、今年は密にならないように、予め希望の時間を記入する用紙が配られ、そんな配慮に感謝しつつ、当日を迎えました。 「お母さんね、...
なんとなく何かを抱えて学校から帰ってくる息子。私の前で反動があるものの、出してくれることを有難いと思わなければ。あっさりキャッチできるぐらい、分かりやすい。「ねえ、明日七夕よね。天気はあまりよくなさそうだけど、一緒に七夕飾りを作らない?」「そうだった~。ボクが竹を作るから、ママは短冊を書いてね!」竹...