息子とお砂場デート♡

先日、息子が急に以前使っていた白いブーブを思い出し、それを使ってお砂場に行きたいと言い出したので、幼稚園の後に二人で行くことに。
友達との遊びも断って、ママと二人で遊ぶことを優先させるなんて、最初で最後かも。

そんなことを考えていたら、出産直後、助産師さんに言われたことを思い出しました。
「男の子は大きくなると急に離れていくから、小さい時は甘えたがるよ。その蜜の濃い時間を大切にしてね。」
超難産だったので、その言葉が心の奥底に響きました。

手を繋いで歩くのも、「ママ大好き」と肋骨が折れそうになるぐらい突っ込んでハグしてくる瞬間も、「二人で遊ぼうね!」なんて言って楽しみに幼稚園に行ってくれた背中も、一つ一つを忘れないでいたい。

私の「いいよ」は平凡なのに、息子は「いいよっ♪」といつも「っ」だけじゃなくて「♪」も付けてくれます。
こちらが誘った時に、嬉しくなるような返事をしてくれる。
そんな純粋な部分、大人になるにつれて忘れてしまったなと、息子から教わることも多くて、時に羨ましくて。

色々なことをわきまえながら社会人になることも大切だけど、返事一つで誰かの心を弾ませる、そんな純粋な気持ちも忘れないでいてね。

幼稚園にお迎えに行くと、「ママの顔に鼻くそ付いてる。」といきなり喧嘩を売られ・・・。
友達と盛り上がったことを、私で試そうとする四歳児。「付いてないわ!!!」
腹立たしいのを通り越して、笑えてくる日常。
どんなに本気で喧嘩しても、言い過ぎたと凹んでいても、少し経つと元に戻っていて、負の感情を炸裂しても、愛情を感じてくれていることにほっとしている私がいて。

こうやって、一歩ずつ親になっていくのかな。焦らなくていいよね。

育児で失敗したことなんて、数えきれません。自信を無くしたことが何度あったか。
そんな時に「ボクのママだよ~。」と仲良しのお友達に紹介してくれた時は胸がいっぱいになりました。朝から必要以上に怒っていたのに、自慢のママでいられているのかな。
感情を素直に出してくれるから、安心できる自分がいて、私もそうやって周りの人に言葉で伝えていけたらと改めて思っています。

たまには、周りの目を気にしないでお腹いっぱい笑おうよ。私もそうするから。

泥んこになって息子と遊んだら、子供の頃にタイムスリップできるかな。
その時、何を思うだろう。