心が軽くなる瞬間

今日は久しぶりにお気に入りのカフェに行って、ゆっくりしようと思っていたら・・・。
どこかで見たことのある後姿。
あっ、気が合う男の子のママ友だ!でも、寛ぎたいと思っているなら迷惑かもなんて躊躇していると、「こっちにきてもいい?」と笑って声をかけてくれて、やっぱり嬉しい自分がいて。
遭遇したこと、喜んでくれてありがとう。

何気ない日常の会話から、ママの話になり、自分達自身の話になって。
私が一年間育児をしながら試験勉強していたように、友達も同じように勉強していることが分かりました。
思うように進まない苦悩、でもやり遂げたいと思っている姿が以前の自分のことのようで、友達の目がキラキラしていて、そんな表情に私が励まされているようで。
戸惑いながらも目標を持って頑張っている人は、やっぱり素敵だ。

普段会う時は、ママとしての会話が多いのに、今日は子供抜きで一対一の中話していると、「自分らしさを失わないでいたいね。」なんて、心の深い所で分かりあえたような温かい気持ちになり、いつも飲んでいる紅茶がより体を温めてくれる感覚まであって、ほっとできたことに救われた時間でした。

こんな話をしたら重いかなといつも相手の顔色を見ながら話していて、消化不良で終わるなんてこともしばしば。
程よい距離って必要だし、壁を作りすぎても分かりあえない、その線引きって本当に難しい。
でも、今日は少し勇気を出して一歩踏み込んでみた。
ずっと悩んできたこと、実は今でも引きずっていること、でもここからまた頑張りたいこと。
「辛かったね。でも今までの自分を否定しないでね。」あまり多くを語る友達ではないけど、その言葉は優しく寄り添ってくれて、笑顔はとても優しくて、それだけで話せて良かった。
内容はとても重かったのに、自然に接してくれたその雰囲気に今日は包まれていたから、jazzが耳に入ってこなくても癒されたひととき。

いつも一人で来ているカフェが、また違った空間に見えて、心のあり方って大切なのだと痛感しました。

とても逞しい友達、自分をしっかり持っていてぶれない、芯のある優しさをもらった時間。
だから、私もそうありたい。

そんなに簡単に人は変われない、でも目指すことはできるよね。
同じ方を向いてくれていた友達と話していて、心が軽くなった時、今までの自分を認めてあげたいと思いました。

自分に優しくなる、だからきっと人にも優しくなれる。改めて、友達から教わったこと。