ぎっくり腰5日目、昨日はなんとか近くのスーパーまで行けたものの、多少無理をした影響からか、和らいでいた痛みがぶり返してしまいました。昨晩は、少し復活した私に息子が伝えてきて。「ママが洗面所にいた時、洗濯機にしがみついていたから、最初は洗濯機が壊れちゃったと思ったんだよ。」「いやいや、お母さんが壊れそうになったんだよ。1cmでも動いたら激痛が走ったから、変な態勢で動けないでいたの。トイレも行けないし、久しぶりのピンチだった!」「大分動けるようになって良かったね!」大きな借りを作ってしまったなと笑うしかなくて。とりあえず、パフェのアイスを買ってきたからそれでありがとうを伝えることにしよう。図書館勤務の時、二十肩になってしまった!とあほなことを言うとみんなが笑ってくれたのだけど、40代で本場のぎっくり腰が待っていたとはね。学びはまだまだ続いていく。
一昨日は、夕方になり痛みが強くなり、じゃがいもを切っては寝転がり、また3分起きて玉ねぎを切り、私はウルトラマンか!3分しか地上にいられないとあれこれ苦戦しながらなんとかカレーを完成させました。そんな時、なぜかふと高校時代のことが思い出されて。それは、2年生の時に英語のリーダーを受け持ってくれた先生との出会いでした。メガネをかけ、ショートボブでお子さんのいる30代の女性教員で。第一印象は、温厚そうだなと思っていると授業が始まりました。すると、豪快に筆記体で板書を始めて。一文字目の大文字、でかっと笑ってしまいそうになり、あまりにもダイナミックなのでそのギャップがツボで先生の授業が好きになりました。もう文字がでかすぎて、毎回3行ぐらいしか板書ができず、書き終わるとサーッと黒板消しで消していく姿もサマになっていて。授業も分かりやすく、長文読解に少しずつ抵抗を感じなくなっていきました。朝の補講も強制ではなかったものの、その先生の英語だと分かると受講したこともあって。1年間で力を随分伸ばしてもらったなと思っていると、クラス替えで先生は一緒に上がってこないことが分かり本気でショックを受けました。そして、ちょっと高圧的な女の先生がリーダーの先生になりなおさら凹んでしまって。そんな時、廊下でお世話になった英語の先生に会い、誰もいなかったので正直な気持ちを伝えました。「先生~、3年でも見てもらえると思っていたので大ショックです。先生の英語の授業とても好きで、先生のおかげで成績が伸びたから。」そう話すととても喜んでくれました。「○○さん、とても頑張っていたよ。私も残念だけど、学年が変わっても応援してるから。また何かあったら相談して来てね!」先生は過去の人ではなく、今もそばにいてくれようとしているのだと思うと、元気が出ました。世界史の先生とも離れて、3年生はなかなかの試練だけど自分のペースで頑張ろうと。その後も、何度か英語の先生に会い、近況を報告し、そして大学が決まりました。そのことを廊下で伝えると、本当に喜んでくれて。「姉が語学力を活かし、関西国際空港で働き始めたんです。でも、欧米人のお客さんに『英語を話せるスタッフ連れてこい!』と怒鳴られたりして、時々電話で弱音を吐いてくれます。私は聞くことしかできないけど、いい報告できればいいなって。歴史をもっと学びたくて、○○大学に決まりました。この一年なかなか大変だったけど、先生がこうやって励まし続けてくれたから乗り越えられた。ありがとう。」そう話すと、目に涙を溜め伝えてくれました。「○○さんのことは他の英語の先生からも聞いていたよ。集中力を切らさずよくやり切ったね。お姉さんも離れて頑張っているんだね。よろしく伝えてね。私、副担任が多いし、こんな風にいろんな話ができる生徒にそこまで会ってこなかったから、先生もいつも嬉しかったよ。こちらこそありがとう。」卒業式までまだあと何日もあるのに、先生と交わしたその時間はいろんな思いがこみ上げ、お互いに泣きそうでした。なんだか本当にあたたかくて。英検1級を持っていた先生、TOEICもTOEFLもさりげなく聞いたらハイスコアでした。でも、それを決して表に出さず謙虚な方で。能ある鷹は爪を隠す、そんな姿が先生から感じられ、いつ会っても波が穏やかな恩師のすごさを改めて思い出しました。先生のおかげで英語は楽しめている、この気持ちは高校の時から変わらなくて。またどこかで偶然会えたら、積もる話は盛りだくさん。
「次の保健のテスト、先生が作るんですか?それとも○○先生?」高2の体育の担任に聞いたことがありました。「俺が作るよ。誰が作るかってそんなに重要か?」「重要!」「どうして?!」「その人が出るから。中学の社会の先生、毎回アレンジしてくるから出題方法が読めなかったんです。100問出してきたこともあれば、3年の時はクロスワード形式の問題もありました。心理戦にはいつも負けていたんですけど、そんな時間も楽しんでいて。どの先生が作るかって、性格というかそう来たかって思う時もあって、とても興味深いです。」そんな話をすると、笑ってくれました。だから、先生はテストの後に感想を聞いてくれたんだろうなと。人の想いを感じる、ずっと大切にしていきたいもの、担任の先生もまた何かに気づいてくれていた。痛みが優しさによって和らいでいく、だから激動の高校生活も乗り切れたのなら、足を止めなくて良かった。