息子が幼稚園にいた3月中旬から半日保育になり、卒園し、小学校に入学したと思ったら10連休。2か月どうやって乗り切ろうとプログラマーのMさんに相談すると、彼らしい返事が。「平成を駆け抜けて。」私の性格を知ってくれているからこその、非常に有難かったアドバイス。駆け抜けましたよ!!そして、若干へとへとですが達成感ありです。
小学校の帰り道、帰宅予定時間が思っているよりも遅いので、何かやっているの?と息子に聞いてみました。すると、「草を食べてる。」という訳の分からない返事が。草食動物か!と、とりあえず笑いながら理由を聞いてみると、同じマンションの男の子と一緒に帰る際、その友達が面白半分にかじるので、楽しくなって一緒に食べてしまうらしい・・・。逞しくなるわと思いつつ、体に良くないから止めておこうと説得を試みる毎日。すっと小学校生活に馴染んでくれたことに、安堵と感謝を忘れたらいけませんね。
週末、家庭訪問も迫っていたので、思い切って息子のおもちゃを捨てよう大作戦を決行。アイロンがけをしながら、現場監督の私は、夫と息子が片付ける様子を遠くから指示。「シルバニアファミリーの幼稚園バスは、もういらないよね?」という夫に対し、「えっ?可愛いじゃん。」と監督の返事。「この本はもういらないでしょ。」「いや~、まだ二人で読んでいるんだよ。」「この小さなぬいぐるみ達はもういいんじゃない?」「時々一緒に遊んでる。」「このウルトラマンのフィギュアはいらないでしょ?」「ダメ~!!コーチからもらった、大切なウルトラマンなんだよ!」と二人で阻止。監督が何の役にも立たず、結局私の趣味で残すものばかりで呆れる夫。小さい頃から、沢山二人で遊んできたし、今も遊んでいる。その思い出を捨てるにはまだ少し早い気がして、それなりに頑張ってきたのかなと、少しだけ自分を褒めてあげたくなりました。夫には分からない、沢山喧嘩をした後に遊び合った、優しい時間の数々です。
そんな慌ただしい休日中、一番嬉しかったこと。シェアオフィスでパソコンを閉じ、帰り際に受付でICカードをお礼と共に渡すと、スタッフの方が、「お疲れさまでした。」と温かくお辞儀をしてくださり、なんだか胸がいっぱいになりました。こんな風に言ってもらうの、いつ以来だろうなんて、“仕事”ってこのひと言を受け取る為に、その日の成果があっても無くても、頑張った人の所に届けられるものなのかなと嬉しくなりました。そして、エレベーターに乗り込むと、ドアが閉じる前、同じ部屋にいた男性がフロアを通過する途中に、こちらに向かって会釈をしてくださり、本気で驚きました。「お休みの日も、お疲れさまでした。僕も一日いましたよ。またここで頑張りましょう。」ほんの一瞬なのに、優しく微笑みながらしてくれた会釈に、沢山の気持ちを感じました。
そうか、私の取り柄は、感性が鋭いことだった。受け取ったものを、どこまで言葉に変えられるかな。その人の想いを、表情を、その人の生き方を伝えていく。
年度が変わることや、元号が変わることでも忙しくされていた技術営業のFさんが、多忙の合間にそっと連絡をくれました。『お互い頑張りましょう』
場所は違っても、エールを届けてくれる気持ちに、ものすごいエネルギーをもらったような気がしています。
“僕も頑張るから、あなたも頑張れ!その先に、見えてくるものがあるから。そのことを届ける為にこのサイトがある。そうでしょ。”Fさんはきっとこういう人。