毎日がサバイバル

今日は、新しく見つけた駅近のカフェに行ってきたのですが、顔見知りの方が多人数で来ていて、落ち着かず、短時間で出てきてしまいました。フリーWi-Fiも使えて有難いなと思っていたのですが、周りが気になると集中できないので、仕方がなく巻き返そうと図書館の2階に来ました。そうそう、職業病が出る、それでもどこかでホームの隠れ家です。
席に座ろうとしたら、横並びの席が既にいっぱい。やむを得ず開き直ってトイレへお化粧直しに行き、空いてくれないかなと願いながらファンデーションをパタパタして戻ると、奇跡的に空席を発見!今日はいいことありそうです。

最近よく思うのは、いかに自分にとって音楽が大事かということ。まだ実家にいた頃は、家事をこなす時、気持ちが沈んでしまわないようにいつも曲を流していました。その頃は、CDが主流。友達が貸してくれるので本当に嬉しくて。聴きながら、気持ちを高めながら何かをできるっていいなと。無音の良さと、音楽の良さ、そして忘れてはいけないのが、誰かがページをめくる音。右隣の学生さんらしき男性の方が、参考書を一生懸命読んでいて、途中で力尽きて寝てしまいました。休んでから、もう一度頑張って。

高校の時は、週末、コンビニで安いパンを買って、一日そこで集中していた時がありました。扉の外にはソファがあり、そこは飲食が可能だったので本当に有難かったです。やっぱり公共図書館が無ければ大学受験に失敗していたかもしれないなと、“居場所”って大切なんだと改めて思います。自分に目を向けることを教わったのも、図書館だったのかも。

読者の皆さんは、どんなサイクルで動いているのだろうと想像を楽しむ中で、深夜に必ずアクセスをしてくださる方が何人もいるようです。これは私の確認ではなくて、プログラマーのMさんが当初から気づいていたこと。「更新作業等もあるので、誰も来ていない時間帯にやろうと思っているんだけど、このサイトは常に誰かがいてくれるんだよ~。」と嬉しい悲鳴を上げていて、笑ってしまいました。いつでもいらしてくださいねという気持ちは全く変わりませんが、睡眠も取ってくださいね。

私がとても大切にしているBVLGARIの腕時計。年末に電池が切れて入れ換え、この間もう一度切れたので、量販店に持って行くと、オーバーホールを勧められてしまいました。その額を聞いて仰天。それでも、新しい時計を購入して身に付ける自分が想像できなくて、どうしても使い続けたくてお願いをしました。40歳の自分への誕生日プレゼントは、新しい時計ではなく、メンテナンスをした時計になりそうです。いいんじゃない。新しいものよりも、思い出を大切にしたい時もある。傷のついた時計をそっと撫でたい時もある。これで、自分自身のメンテナンスも同時にできるかな。

春休みのある日、同じマンションから小学校へ行く友達のお母さんと公園で話した時のこと。私のこれまでの職業や今の仕事を聞かれたので、なんとなく答えました。すると、応援され、思いがけない言葉が。「いつかまた図書館に戻りたいと思う?」このサイトをオープンさせて、ここまで真っ直ぐに聞かれたことは初めてだったかも。そして、笑ってしまうぐらいはっきりと伝える自分に驚いていて。「今の段階で戻る気はなくて、この仕事をやれるだけやってみたいと思っているよ。」
自分の可能性に賭けてみたい。誰かに伝えたことで、一本の道が明確になる。
環境に左右されずに、突き進むだけ。