最近のエネルギー源はやっぱりお米。ということで、シェアオフィスから駅にある吉野家の牛丼屋さんまで行ってきました。全部がカウンター席で随分場違いな所に来てしまったかもと思いつつ、満席だったのでとりあえずトイレを借り、出てくると50代の男性が立っていて、その後に並びました。すると、「どうぞ、先に行ってください。」と言われ、「急いでいないので大丈夫です。席空いたみたいなのでどうぞ。」と伝えると、ものすごく恐縮されながら、座ってもらいました。回転の速いお店だと分かっていたので、1分後には私も席に着くことができ、一安心。その後、牛丼の小盛を食べていると、隣に座ったのは男子大学生さん二人。テーブルが少しべたついていたらしく、一人の学生さんが紙ナプキンで拭きながら、「こういうの気にする派?気にしない派?」と欧米人の思いっきり日本語が話せる友達に聞いていて、吹き出しそうになりました。「私は、気にする派!定員さんが忙しそうにしていると自分で拭く気持ち、分かるよ~。」と心の中だけ勝手に参加。そして、友達が「俺全く気にしない。」と言っていて、一体この会話にそこにいた何人のお客さんが参加していただろうと、カフェに慣れているので、何とも言えない男性社会を垣間見せてもらったようで、意外な形で1up。威勢のいいおばちゃん店員さんの余韻付き。
この間は、スタバのBuy One Share Oneのメールが来たので、Kちゃんにお返しがしたくて、一緒にお店へ行ってきました。今回は、ホワイトカフェモカ。カフェモカと2択にしたら、こっちを選んでくれた彼女。グッドチョイスです。そして席に着くと、「後で食べてね。Sさん、これ好きだよね?」と渡してくれたのは袋に入ったチョコチャンクスコーンでした。なんだか友達のそんな気遣いに本気で泣きたくなり、色々な気持ちがスタバの紙袋と共に一気にこみ上げてきて。それは、私が横浜へ初めて遊びに行った時に、出張へ行っていた姉に渡された千円で買った思い出の商品。お姉ちゃんありがとう。また横浜に来るよ~と横浜駅のスタバでお腹を満たし、名古屋まで在来線で帰った忘れられないひとときでした。その時の気持ちを、Kちゃんがこうしてまた乗せてくれたようで、あのチョコのゴロゴロが二人の優しさを表してくれているようで、堪りませんでした。
実は、辛いことがあったその日の前夜。本当に悪気がないことは分かっていても、私が優しくするとぐいぐい来てしまう母の行動に参っていました。人との距離感が分からなくなるのは私の前だけ。母の気持ちは嬉しいのだけど、時に埋め尽くされてしまいそうで、何とも言えない不安感と戦いそうになっていた自分にはっとなった夜。もう、同じことを繰り返さないように、今できること。冷静さを取り戻そうと思考が巡ってようやく寝付いた翌日だったので、Kちゃんに会えて、大切なことを思い出しました。
2年前、母が膝の手術をすると夫から聞いた後、まだ会えるような状態じゃなかった頃、彼女と行ったスタバでのこと。そう言えばあの時、友達は私の選択をそっと見守ってくれていました。母に会うか、会わないか、それは私にとってものすごく大きな決断だと知ってくれていたからこそ感じてくれた気持ち。今度会う時は、相当な覚悟がいる。どんなことがあってもまずは自分の心を守ること。
目の前に座ってくれた友達の変わらない笑顔を見て、あの時の苦悩がわっと過り、ここまで来たのだとそう思わせてくれたあまりにも大きな優しさに包まれたカフェの時間でした。私が老後に聴講生として行こうと思っていた大学は、ちょっと遠い。もう少し近場で考えた大学は、駅から歩けるのか彼女に聞いてみると、「友達が歩いて通学していたから行けるよ!」と教えてくれました。学食食べに来てね、そう願った別れの時。あなたのおかげでちゃんと未来が見えたよ。だから大丈夫。