朝起きると、息子が寝ぼけながら私に言ってきました。「夢の中で、ママのパソコンを壊しちゃって、めちゃくちゃ怒られたんだけど、起きたら夢でほっとした。」ははっ。それは本気で怒るし、本当に夢で良かったね~と二人で安堵。息子の中で、一番壊したらいけないものだと分かっているよう。文庫をいたずらされた時は、読みかけていた箇所のしおりを抜き取ってしまい、これまた激怒。「どこまで読んだか分からなくなっちゃったじゃない!」と言いながらも、すぐに分かることなので、怒りは半分で済みました。
そんな非常事態に備え、裏側で書いているWordもこれまでの記録を取っているExcelも、その他諸々googleドライブに保存するようにしています。
大学図書館事務室で、上司に言われた資料を作成していた時のこと。内線電話があったのか、カウンターに呼ばれたのかは忘れましたが、途中で保存をしなかった為に、作成中の資料が消えていて、事務室で小さな悲鳴。その声を見逃さなかった上司に状況を説明すると、「左手はいつもCtrl+Sに置いておくと、マメに保存をする習慣が身に着くよ。」と教えてもらい、特に急ぎの仕事でもなかったのか、あっさり伝えてくれて終了。なんだか、こういう時はちょっと怒られたい衝動に駆られました。だって、どんくさすぎるでしょ。保存のし忘れなんて、凡ミスもいいところ。そこで怒られて痛い思いをした方が、次は絶対しないと意識できるのに、上司は涼しい顔。さては同じような経験があったなと、ひそかにほくそ笑んでみる。
今日は、コメダに来て、なぜか座った途端安心してしまい、パソコンバッグを逆さまで床に落としてしまい、慌てました。普段はものすごく慎重に扱っていたのに、思いがけない大失態。そうっと取り出しパソコンを立ち上げるといつものように起動してくれてほっ。パソコンバッグの中に入っているクッション、good jobです。ようやく落ち着いて活動し始めたら、以前に絆創膏をくれたスタッフさんが、私に気づき話しかけてくれました。「手のお怪我は大丈夫ですか?」と優しい笑顔で。その方にお会いするのは今日で二回目でした。嬉しいですね。モーニングセットとサラダとスタッフさんの温もり付き。今日も充電完了です。
この間、いつもの牛丼屋さんに息子と行くと、どこかで見たことのある男性が一人で座っていました。向こうも一瞬こちらに気づいたようで、でも席が離れていたのでそのままに。食べ始めると、「あっ」と思い出し、振り向くと既に帰ってしまっていました。その方は、私が偏頭痛に悩まされていた時、病院の予約の電話で神経系に強い内科医がいると言われ、初診で診てくれた医師でした。どの薬も効かなくて、胃も荒れてしまったから漢方治療をしてもらえないかと泣きついた時、「こちらで出せる漢方を試してみて、それでもダメなら漢方専門医に診てもらうことも考えてみてね。」と言われ、とりあえず自宅に帰りました。色々調べてみると、同じ系列の病院の中に漢方内科医がいてくださり、今の主治医に出会いました。少しずつ良くなっていったので、アドバイスをくれた先生にお礼を言いたくて、もう一度改めて病院へ行き、主治医の話をしたら、ほっとした笑顔で伝えてくれました。「その先生に診てもらえたらもう安心だよ。僕もね、内科医として、その先生から漢方を教えてもらったことがあるんだよ。それは良かった。」
紹介状もなく、自分で探して出向いた先で、こんな繋がりがあるとは。先生、白衣を着ていなくて牛丼食べていたから気づかなかったよ。お礼が言えずに残念でしたが、頭痛で壊れる前に、進むべき方向を教えてくれた恩人であることは、これからも変わらない。