受験生の努力とエール

私が病院やサイトに集中したい時、幼稚園の延長保育を1時間だけ息子にお願いしています。
年少の時は、自分の保育室から、延長保育の部屋まで先生に連れて行かれるのが嫌で、大泣きしていたのですが、今は沢山のお友達ができて、楽しそうに遊んでくれているのでほっとして。

一度息子に聞いてみました。どうしてそんなに延長保育が嫌なのと。すると、「皆とバイバイしてからママに会えないのが嫌だから。ボクも一緒に帰りたい。」
別の部屋に連れて行かれる時、敏感な息子は他のママ達のお迎えが見えるのが堪らなく辛かったようです。
去年、頭痛が悪化して、総合病院で診てもらう時間が午後からしか取れず、お迎えが夕方になってしまった時のこと。
先生と帰りの準備をしているのに、なかなか出てこなくて、ようやく出てきたら目の周りが真っ赤でした。先生がこっそり「他のママがお迎えに来ていた姿を見たら、ふと思い出したらしく、途中までは頑張っていたのですが、泣いちゃったんです。先ほど、端っこで一生懸命涙を拭いていました。」と話してくれて、私も一緒に泣きたくなりました。
家に帰り、「今日はよく頑張ったね。ありがとう。」と伝えると、「ボクね、泣かなかったよ。」と嘘をついてくれて。心配かけないようにする姿が、嬉しくて切なくて、もっと子供らしくていいんだよという気持ちと、優しいねっていう気持ち、本当に胸がいっぱいでした。

そんな時期を乗り越えて、年中さんになったので、延長保育を利用する話を朝しても、「いいよっ。」とあっさり言って、お迎えの時に楽しそうに弾けている姿を見ると、大きな成長を感じます。
別れ際に、お友達にハイタッチされ、ハグをされている様子を見ると、こんなに大切にされて良かったねと、1時間の延長保育が小さな冒険のようで、とても嬉しいお迎えの時間。

この間は半日保育で、久しぶりの延長利用だったので、病院に行けたお礼も含めて、コメダへランチに二人で行きました。幼稚園の短パンに上はパーカーを羽織らせて。
すると、目の前に座っていたのは、赤本を持った受験生。筆記用具も出し、明らかに勉強を始める様子。なんだか懐かしいなあと思うと同時に、テンション高めのやんちゃな息子をおとなしくさせないとと、慌てていたら、おもちゃを抱えるほど持ってきて、盛り上がり始めました。

声は小さくしていたのですが、ふと顔を上げると、受験生の男子学生さんと息子の間の席に、トミカの車を走らせていて。
「ブ~ン。」と言いながら、スポーツカーが走り去っていきました・・・。
学生さんの視界に入り、一瞬ふっと笑ってくれて。
もちろん息子には止めさせたのですが、学生さんの心、緩んでくれたかな。

お店に入ってきた時、張り詰めた顔をしていたので、勝手に心配になりました。赤本の大学名は優秀な所。コメダに来て、お腹を満たして一気に頑張るつもりだったんだろうな。

息子も延長保育頑張ってきたよ。ただ、お友達と電車を走らせていただけだったけど・・・。
だから、受験生の皆さん、頑張って。沢山の努力、応援しています。