『限られた時間の中で最高のパフォーマンスを』これが、最近の自分への目標です。どう頑張っても時間が足りないと嘆きながら、短い時間でどこまで気持ちを上げられるか、どれだけ納得がいくものを書けられるか、いつも奮い立たせながら活動をしています。
春休みは、常に息子と一緒。小学校に上がっても、ゴールデンウィーク明けまでは、半日で帰ってくる上に、途中までのお迎えが発生するので、なんとなく落ち着かない日々ですが、そこで時間をうまく使えるかどうかは自分次第。学童保育を利用するという選択肢もあったのですが、可能な限り息子のそばにいると決めました。皆さんそれぞれが、そこで置かれている状況の中で頑張っている、だから私もという気持ちです。これ以上更新頻度は下げないようにする、これは半分私の意地です。
今までは、幼稚園の先生達が話し相手をしてくれていたのですが、それがなくなったので、落ち着いたらもっと行動範囲を広げようと企んでいて。日帰り旅行が好きなので、目的地を決めて、そこで得たものをその場で書けたらいいなと思っています。身軽に出かけて、お洒落なカフェを見つけ、そこでビジネスマンの方がパソコンでカタカタやっているのを見ると、なんで今日は持ってこなかったんだろうと本気で後悔するから。そんな日は、夜部屋に引きこもる予定。
年末、たまたまネットサーフをしていたら、落語家の桂三度さん(世界のナベアツさん)の記事を目にしました。『僕が落語をしていることで、少しでも落語に興味を持っていただければ。ひとりでもファンを増やすことが、僕ができる落語界の恩返しだと思うんです。中略。収入面などしんどいこともありますが、好きなことをする人はこんな顔をするんだ、ってのをぜひ生で見てもらえれば。読者の皆さんも大変なことも多いと思いますが、好きなことを見つけることから始めると、より人生が楽しくなると思いますよ。』(シュージョプライムより)
この文章を読んだ時、奥底から溢れ出るものがあって、私も同じ気持ちですって嬉しくなり、前を向いて頑張ろうと思いました。“好きなことをする人はこんな顔をするんだ”この言葉にはっとなっていて。私はどんな顔をしているのだろう。
朝、一緒にバタバタ送り届けていた幼稚園の友達に、「何の仕事をしているの?」とまだ誰もいない朝一の園庭で聞かれたことがありました。「実は、ライターとして活動をしているの。」そう伝えると、「ぽい!」とだけ言われ、笑われてしまいました。“それっぽい”ということを明るい笑顔で納得してくれた友達。2年連続同じクラスで、いつも気になってくれていたよう。パソコンの前で記事を書いている私があっさりイメージできたみたいで、なんだかそれが嬉しかった。きっと、充実した表情を読み取ってくれていたんだよね。
プログラマーのMさんが、時々突拍子もないことを冗談で伝えてくれて。「いつの日か、講演会なんてやってみる?」「やらないし、やれないけど、今いてくださる読者の方達の前なら話せるかも。だって、もう知ってくれているから。」Mさんの暴走にも近い発想は、なぜか私の妄想を掻き立ててくれて。マイクの前に立った時、それは「初めまして」ではないんだろうな。こんなにも身近に感じてくれているから。
最高のパフォーマンスを。泣いていても笑っていても、どんな姿も共感してくれる人達がいる。