男の友情

今書いているのは土曜日。今夜は、このサイトを全面サポートしてくれているプログラマーの友人と、夫二人で飲みに行ってもらいました。
今回で会うのはまだ二回目。私の心に触れてくれる彼らにいつも助けられているので、きっとお酒でも入ったら気が合うだろうという、計画的犯行で、飲みの席を勝手に用意。

なんだかよく分からないけど、男性の友情は、女性の友情とはまた違った何かがあって好きです。女性は、多くを語って解れていったりするけど、男性は自分の中で解決をしようとするところもある気がして、そういった中で腹を割って話せる仲って、きっと大切なのだろうなと。

共通の話題は、私の悪口と、阪神ファン繋がり?ちゃんとしているように見せかけて、結構な甘え上手なので、ここだけの話ということで、盛り上がっていそうです。
そして、兵庫県出身の友人と、神奈川県出身の夫は、同じ阪神ファン。あの時はこうだったとか、好きな選手とか、あの試合は痺れた等々、朝まで語ってくれそう。
一応、日付が変わるまでには切り上げてね!と、40代の男性二人にシンデレラみたいなことを言ってしまったのですが、楽しくなって時間も忘れてくれたら、それはそれで嬉しいのかも。

男性には、男性にしか分からない社会がきっとあると思います。癒すことはできるのかもしれないけど、100%の理解は多分難しい。話を聞くことはできるし、ちょっとしたアドバイスもできる。それでも家庭を守ろうと自分なりのプレッシャーをかけている本当の大変さは、やっぱり男性同士にしか分からないのかなと思いました。

猛烈に忙しい友人と、仕事のストレスを抱えている夫が、いい顔で帰宅し、また明日から頑張ろうと思ってくれたら、作戦成功。とりあえず、夜の11時を回っているので、楽しく飲んでいることでしょう。
強引にでも時間を作ったら、そのひとときだけは、仕事も家庭も忘れて立ち止まれる。

「飲みましょうよ」が「飲もうよ」に変わっていたら良いですね。

人に話すと、悩みの半分は解決されている、と何かで聞いたことがありました。話せる人が一人いるだけで、随分心が軽くなるんだろうな。

アイスブレイク。最初はビールで乾杯。日本酒に変わって、いい感じで回る頃には、男性同士ならではの解れる瞬間があるような気がして、ちょっと羨ましいです。
普段、多くを語らないからこその“緩み”を、大切にしてほしい。

大学時代の講義で、男子学生がうるさく、教授に注意されて教壇へ来るように言われたら、三人の学生が連なって前に行きました。すると、教授が、「君たちじゃないんだよ~。」と笑っていて。勝手に勘違いをした彼らは、目を合わせて照れ笑い。三人の友情が、なんだか微笑ましかった。

一人で飲むお酒とは、違う美味しさだった?語り合える仲間ってやっぱりいいね。