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ひとつの気持ち

広報委員で仲良くなった友達とランチの日、息子は学校で市内散策のイベントがあったので、なんとなく朝から二人ともわくわくしていました。いい天気になって良かったね。一緒に行動するメンバーもご丁寧に教えてくれて、中学に上がっても自然に溶け込めますようにとこちらも気負わず、そっと見守ろうと思います。ランドセル...

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最後を噛み締めて

息子と何気なくテレビで見ていた、大相撲1月場所。最後はまさかの巴戦になり、驚きました。「お母さんね、子供の時からたまに大相撲を見てきたのだけど、優勝決定戦で巴戦になるのは初めて見るよ。一対一なら目にしたことあるけど。」「え?三人同時に戦うの?!」そんな訳ないやろ!それだったら相撲のルールが変わってし...

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回想と答え

週末の朝、ピンポンとチャイムが鳴り、洗面所で顔を洗う前だったので息子に出てもらいました。すると、顔を出したのは父、まだ会いたくないんだよなと思いながらも対応することに。「おはよう。」「おう!よく来てくれたな。これ、香典返し。費用、結構かかっただろ。」「わざわざありがとう。費用のことはいいよ。」「何時...

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九州からの帰途

姉が運転する車に乗り、佐賀駅まで送ってもらう途中、伝えてくれました。「どうだった?」と。「う~ん、帰る新幹線の中でゆっくり考えるよ。」「そうだね。でもね、苦しい気持ちは名古屋までだよ。」ネネちゃんらしい、深い気持ちをありがとう。返事をして、ひとつ深呼吸をした私に続けてくれました。「Sちんが大学卒業前...

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佐賀日和

葬儀場の駐車場へ着くと、外で待っていた父の姿が見え、ドアを開けると母が駆け寄ってきました。「よく来てくれたね。」と。両親を立てる意味でも向かったこと、それを多少なりとも感じてくれたのか、負の感情はぶつけられずほっとしました。告別式が終わったら、新幹線の時間もあるから帰らせてもらうねと伝えると分かって...

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一本の連絡

ある夜、姉から一通のメッセージが入ってきました。『Sちん、おばあちゃんのこと聞いたかな?』その文面を読み、すぐに訃報だということが分かって。内容を促すとやはり予感は当たっていました。父は、姉に話せば私に伝わるだろうと、気を遣わせないようにしてくれたのではないかとも感じられて。そして、これは電話で話し...

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外に出してみよう

3学期に入る直前、息子が学校へ行きたくないと言い出し、変化がある時はどうしても憂鬱になるんだろうなと気持ちを汲むことに。そして、伝えました。「リズムがまた変わるから、朝がちょっと辛いかもしれないけど、まだ半日授業だしゆっくり慣れていくと思うんだ。3学期はあっという間に春休みだよ。中学に入って離れてし...

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背中が伝えること

週末、息子とラーメン屋さんへ行き、その後、お正月気分がまだ抜け切れていなかったので伝えました。「1人300円の予算にして、コンビニで好きなものを買おうか?」すると大喜び。税込みで予算内に収められるか、どういった商品を組み合わせたらうまくいくかとちょっと算数の要素も入っていたつもりが、彼が選んだものは...

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時の流れ

息子の冬休み明け、まだ半日授業だったので慌ただしくしていた午前中、何気なくスマホを見ると着信があったので、折り返すと役所の方でした。どうやら提出した書類に不備があったらしく、再度送ってほしいとのこと。そこまで急ぎではないことが分かったものの、後回しにすると忘れそうで、慌ててパソコンを開き自宅でプリン...

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強さとは何か

怒涛の年末年始、分かってはいてもいろんな大変さがあり、終わってほっとしています。息子が大好きなマインクラフトの近くのお店が無くなると分かったので、年末行ってぬいぐるみを買ってきました。そして、自宅に帰るとぽつり。「ボクの家族が増えた。」と。その言葉を聞き、沢山の気持ちがこみ上げて。いっぱい辛い思いを...