
栄光と引退
10月3日月曜日、ヤクルトの今季最終戦を見逃さないように、息子に伝えました。「今日、村上選手の56号がかかった大事な最後の試合で、3人の選手の引退試合でもあるの。早めにお風呂に入って、一緒に観よ~。」すると、状況を理解し、あっさりお風呂に入ってくれて、私も出てくると、すでに中盤に突入していました。神...
-自分らしくいられる場所-
10月3日月曜日、ヤクルトの今季最終戦を見逃さないように、息子に伝えました。「今日、村上選手の56号がかかった大事な最後の試合で、3人の選手の引退試合でもあるの。早めにお風呂に入って、一緒に観よ~。」すると、状況を理解し、あっさりお風呂に入ってくれて、私も出てくると、すでに中盤に突入していました。神...
この間の旗振り当番は、途中から本降りの雨になってしまい、それでも傘をさしながら元気よく挨拶してくれた子供達の声が心の中に残っていて、いい時間でした。その中で、長傘を握りしめて、雨に濡れながら信号にやってきた男の子がいたので声をかけました。「雨に濡れちゃうよ~。」「僕、朝は傘を使わないことに決めている...
二人で盛り上がっていた夕飯時、『鬼滅の刃』の話になり、息子が続きを話そうとしたので全力で止めました。「図書室に鬼滅の刃の本が置いてあって、ボク全部読んじゃったんだよ。最後の方は感動した。ぐふっ。」とネタバレをしたくて仕方がなさそうだったので、「絶対に続きは言わないで~。」とわいわい。「ボクね、テレビ...
この間は、息子と約束していたズーラシアへ行ってきました。気負うとなかなか睡眠が取れないのは相変わらずで、それでも一日が楽しく終わりますようにと祈りを込めて、ピンクサファイアのネックレスを付けることに。誕生石がきっと自分を守ってくれる。その後、朝早くから電車に乗り、バスを待って現地に到着しました。張り...
荷造りがなかなか進まないなと思っていた平日の昼間、きちんと話しておきたいことがあるからと呼び出しがかかり、両親宅へ向かいました。「人の命は、明日どうなるか分からない、だから財産の在り処をあなたには全部伝えておくから、覚えておいてね。」そう言われたものの、内容が細かすぎてよく分からず、適当に聞いている...
天気のいい日、いつものように心療内科へ向かうと、変わらない温度で優しい男の先生が迎えてくれました。最近の様子を話し、軽く談笑する中で、自分の選択は間違っていないのだと確実に一歩踏み出している実感に嬉しくなっていると先生がひと言。「医者としてなんにもしてあげられなくてごめんね。」「いえいえ。先生にとっ...
私が大学生の時に、姉が留学していたカナダ。そこのホストママがお誕生日にプレゼントしてくれた雪だるまのパジャマを姉から譲り受け、着心地がいいからまだ使っていると本人に伝えると、大爆笑をされてしまいました。「まだ使っていたの?!何年前だっけ?」「かれこれ20年ぐらい前だね。何回洗濯してもボロボロにならな...
まだ私の幼稚園時代、女の子二人と仲がよく、いつも三人で遊んでいました。そして、その二人が喧嘩することも多く、「Sちゃんはどっちが好きなの?」と何度も聞かれてしまい困惑。「どちらも好きだよ。」これは紛れもない本心で、いつもそう答えると二人ともなんとなく不服そうで、気を揉んでいた日々。社会生活を学び始め...
息子の歯の矯正器具を付けるようになってから、寝落ちするまで隣に私がいないと眠れないようで、2時間ずっと二人で盛り上がってしまう毎日。違和感のあるものが口の中に入るだけで、簡単には寝てくれないだろうと分かってはいたものの、想像以上に寝るのが困難な様子でこちらも色んな気持ちを抱えながらベッドで横たわって...
気持ちが流れるようにと願って出向いた、図書館の自習室。この雰囲気が好きで席に落ち着くと、斜め前に座ったのは、坊主頭の学生さんでした。もうね、野球部にしか見えない。こんがり焼けているし、主将をやっていそうな貫禄もあり、ちょっとテンションが上がってしまいました。来て良かった。 まだ梅雨が真只中の時...