マイブーム

この間は、息子を送り届けた後、遠くからスケボーパパが私に気づき、Bye!と大きく手を振ってくれて感激。今朝は、近距離ですれ違い、パパだけでなく、三輪車の年少ちゃんも手を振ってくれて。
あと3分送り届けるのを遅らせたら、園庭で話せるかもと企んでいるのですが、息子は同じタイミングで来る大好きなお友達に会うのが楽しみで、時間をずらすことはほぼ不可能。

年中の時は、保育室にお気に入りの大きなくまちゃんがいて、「早く行かないとお友達に取られちゃう!」と朝っぱらから煽られて。誰も取りません!!と心の中で訴えてみる。お迎えの時にその当時のH先生が、「○○くん、くまちゃんのぬいぐるみが大好きで、いつもお友達と遊んでいるのですが、扱いが雑で面白いですっ。」と笑いながら話してくれて。おんぶしたり、抱っこしたり、放り投げたり、引きずったり・・・。幼稚園のくまちゃんも犠牲だったか。

自宅では、最近ブロックで迷路を作り、くみちゃんとホワイトタイガーちゃんとペンギンちゃんとコアラちゃんが、1匹ずつゴールを目指すものの、ホワイトタイガーちゃんだけ優遇されるという独自のルール。
途中で壁があり、丸いブロックが近くに置いてあるので、そのコインを入れたら開く仕組みになっているのですが、他の動物がやっても開かないことになっていて。どんな仕掛けやねん!まあ、最終的には皆他の道から出られて、良かったね~で終わる平和なパターンなのですが。
色々なバージョンに全て付き合わされ、このブームが意外と長いので、飽きてしまって困惑中。

「ボク、大きくなっても、ずっとくみちゃんと一緒にいたい!」さっき意地悪していたじゃないか!!かわいい子にはいたずらしたくなるんだよね。幼稚園のくまちゃんは飽きてくれたのに、マブダチくみちゃんはなかなか手放せないな。お泊り保育、本気でどうするの?!

あっさり飽きた私のブームは、豆乳と長時間ストレッチとウィンドーショッピング。もっとあるな。ふらふら歩いている時間よりも、カフェでゆっくりパソコンや本に向かうことの方が自分には合っているよう。

大学図書館で働き始めた初日、先輩と館内を一緒に歩きながら、「段々慣れてくると、ふと書架にある本の位置がおかしいと気づく時があるんだよ。分類番号を見ていると、なんでここにあるの?って、ちょっとした違和感に気づくよ。」と言われ、その話を聞いた時は、本当かなと思っていたのですが、館内のトイレを往復しただけで、実際見つける事ができるようになり驚きました。
「なんで君ここにいるの?」と本に話しかけていて。経験値。それぞれ分類された“おうち”にいないと、司書がそれに気づくようになる。不思議なものですね。

今、図書館内を歩いたら、そのセンサーはまだ働くのかな。試してみたい気もするけど、色々気になりだして、落ち着かないかも。

だから私の永遠のブームは、やっぱりカフェ。これだけは飽きない自信がある。そこにいるとほっとできるのは、図書館と同じ。センサーが働くか働かないかの違い?!
どちらも、自分らしくいられる場所であることは、間違いない。