隠れ天然なのは自覚があり、一度勘違いをするとずっとそのように思い込んでしまうタイプ。
これは、子供の頃から今に至るまで、変化なしです。
小学2年生の担任の先生が産休に入ることになった時のこと。自宅に帰り、姉に「私の先生、今まで4級だったんだって。」と話すと、冷静な姉に「ばっかじゃないの!そろばんじゃないんだから!今度、赤ちゃんを産むからお休みに入るんだよ。」とかなり呆れ気味に説明され、自分がなんとなく同音異義語に弱いことを認識。先生の世界にも試験があって、3級かと思っていた・・・。
実際、そろばんにも通っていたしね。へへっ。
ファーストフードのことは、fastではなく、firstだと思い込んでいて(多分野球の影響)、セカンドフードが存在すると勝手に思っていました。
イメージとしては、もう少し豪華な感じ。食の世界にもランクがあって、サードフードは五つ星級。そして、またもや姉に間抜けな質問をしてしまい、「そっちのファーストと違うわっ!速い方のファーストに決まっているでしょっ!」と、大丈夫かなうちの妹という顔をされた懐かしい記憶。
ついでに野球中継で、左中間、右中間、という説明。外野の守備は、レフト(左)、センター(中)、ライト(右)ということをぼんやりしか分かっていなかった頃、「右中間に抜けました~!」というアナウンスを、ずっと宇宙間だと思っていて。宇宙のような所に球が行ってしまい、取れない程の飛距離という想像を働かせいていた小学校時代。近くにいた父に、「意外とあっさり取れていたよ。”うちゅうかん”って宇宙のことでしょ。」と聞いてみると、「あほかっ。右と真ん中の間だよ。」とやはり呆れていたような・・・。
運転免許はマニュアルで取得したのですが、ギアチェンジの1速2速を、1足2足だと思っていて、教習場の教官に、「2速に入れたら次は3速。」と言われたので、「できません!」と言ったら、はぁ?という顔をされました。
2速は2本の足を使え!という意味だと思っていたので、3足は無理ですよね~。などと言っている場合ではなく、予習をしてこなかった教官にかなり怒られた苦い経験です。
いつも行く公共施設にノンタンがあって、息子の仲良しの女の子に絵本を読みながら、「ノンタンはうさぎだから可愛いね。」なんて言っていたら、「ノンタンはネコだよ~。」と友達に優しく教えてもらい・・・。どうしよう。子供の頃からずっとうさぎだと思っていて、多分何人もの子供達に間違った情報を伝えてしまっていた!他にも出てきそうな予感。
祖母は、6人姉妹の次女で、ずっと6人が皆女性だと思っていました。本当は5番目の方だけが男性だったのですが、その奥さんが祖母の実の妹だと思い込んでいた私は、勝手に親近感を抱き、可愛がってもらっていました。
隣町に住み、「辛い事があったら、いつでも来ていいのよ。」そんな言葉に甘えて、拠り所に。
随分経ってから、間違いに気づき、血の繋がりだけが全てではないということを教えてもらった、とびっきりの勘違い。
甘えることが下手な私には、ちょうど良かったのかも。