今日はそんな気分

私が記事をいつも書かせてもらっている、サイトオープンの場所にもなった一凛珈琲の店長さんに、今日は思い切って話しかけてみました。
いつもお忙しそうにされているので、オーダーの時に話せる時間があるかどうかを聞くと、「他のスタッフが増える時間帯なら大丈夫です。」と言われて。今、若干緊張しながら待っています。大した話ではないのだけど、どう受け取ってもらえるかな。

格好をつけてプレゼンのような話し方でもできたらいいのだけど、プログラマーの友達がいないので、ここは司書っぽく伝えることにしよう。
それにしても、常連のお客さんから話があると言われたら、店長さんも緊張してしまいますね。

いつも話しかけようと思いつつ、随分時が経ってしまったのは、なんとなく話すタイミングを逃してしまったからということと、伝えると書きづらくなるかなということを懸念して。でも、今日は天気もいいし、頭がすっきりしていて、気持ちが晴れやかだったので、勇気が出ました。

そして、手が空いた時に、店長さんが隣に座ってくださり、サイトの説明をさせて頂いて、時々一凛珈琲のことを書かせて頂いていますと伝えたら、喜んでくれて、「実はなんとなく知っています。」と言われ、のけ反りました。今説明を受けて、頭の中で繋がりましたと。
どうやら、本社の方が、検索でこのサイトに辿り着いてくださったらしく、店舗のことを書いてくれている方がいると、情報を共有してくれていたようです。店舗名は書いていなかったのですが、店長さんは私がいつもノートパソコンを持参してくるので、ぼんやりとそれが私だと、薄々気づいてくださっていました。本当に感激と驚きです。

巡りましたね。私がとても大切にしている“人から人へ”。このカフェ素敵だなあと思いながら、通った所から沢山のヒントを頂き、そこから始めたサイトが、検索から本社に届き、まさにその場所の店長さんに届いていました。ぐるっと回った円。それはとても優しく柔らかいものです。

情報化社会。顔が見えなくても、人の気持ちが届くのだということが、今回のことで実感し、自分が学んできたことが形となってくれたことは、言葉にはならない感動です。

中学2年の時の以前出てきた担任の先生、そう、あの肝っ玉母さんが、昔伝えてくれました。「Sは要領が悪いんだから、人の3倍努力しなさい。それだけ頑張ったら必ず結果が出せるから。その途中に得られるものは、あなたにしか分からない大きな喜びだから。」と。要領が悪いと言われて凹むはずが、単純な私はそのまま受け止め、人並みの努力では足りないことも、その途中が大切なことも、沢山理解しました。

一つの記事を公開するまでに、何度も何度も編集を重ねています。外には見えない下ごしらえですが、とても大切な作業です。そんなことを繰り返し、送り出し続けた記事が、大好きなカフェを巡って、自分の元に戻ってきました。頑張ってきて本当に良かった。

そして、これからもよろしくお願いしますと優しく伝えてくれた店長さん。こちらこそ、いい関係が作れたらと願っています。
ね、今日はやっぱりいい気分。