安心感を届けること

幼稚園へお迎えに行くと、最近息子がクラスで最後の一人の時があり、ごめんね~と言いながら先生の元へ。ぼんやり待っている時もあれば、先生と座ってお話している時もあり、大好きなY先生と二人きりになれるチャンスを作っているのだから、遅れることは息子に許してもらおうという勝手な魂胆。
ある日、先生が伝えてくれました。「今日はD君がお熱でお休みだったので、やっぱりどことなくしょんぼりしていました。先程、お休みで寂しい?と聞いたら、“うん”と即答だったので、なんだか素直で可愛らしかったです。」確かに、様子を見るとテンション低め。他の子とも楽しく遊んでいたようなのですが、やっぱりマブダチがいないとどこかでしっくりこないのね。先生と笑い合ってお別れした後、なんだか嬉しくなりました。そこにいないと寂しいお友達が、こんなに小さなうちからできるのは幸せなこと。その気持ち、大切にするんだよ。

ここ最近、ぐっと冷え込み、インフルエンザにならないように最善の注意を払っているのですが、もしかかった時のことを考え、1週間ほどサイトが更新できない時は、サーバーメンテナンスのお知らせのように、『さくらいろメンテナンス中』という案内でも、プログラマーのMさんにトップページに載せてもらうことにしました。
平日のお昼のアクセスがとても嬉しく、いつもの時間に公開されていなかったら、残念に思ってくださるような気がするので、そのような時は早めにお知らせをさせて頂きます。

そして、今のアクセスを見ていると、近々サーバーがパンクする可能性があるということで、裏でMさんがお引越しの作業を検討してくれています。読者の方には直接迷惑をかけることはありませんので、今まで通りに来て頂けたら嬉しいです。
サイト運営を始めて、教えてもらったネット用語は、『バズる』という言葉。「Buzz(バズ)に「~する」をくっつけた造語だそう。ネット上で特定の単語や話題が爆発的に広まっている状態を意味するようです。既に、このサイトの色々なキーワードが検索でヒットをしてくれている状態なので、どのタイミングで一気に来るのか、全く分からない所まで来ていて、何も起きないかもしれませんが、備えだけでもしておこうというのがMさんの考え方のようです。

最近、ふと思います。日々の生活の中で大切なことを見落としていないかなと。子育てがひと段落した先輩ママ達がよく伝えてくれるのは、「本当に大変な時期はあっという間。その時は必死だからどうしても時間に追われてしまうのだけど、振り返ってみると、ものすごく大切な時間だったのだと思うよ。もっと楽しめば良かった。もっと子供と一緒に過ごせば良かった。離れる時は本当にあっさり離れていくんだもん。長い目で見ると、どれだけ短い期間だったのかと思うよ。そこに、沢山のものが凝縮されていたんだなって。今が大変で、可愛い時よ。その一瞬を見逃さないで。」

司書をやっていた時は、自分の努力でなんとかなってきた。でも、子育てはそれだけじゃない。訳の分からないことが押し寄せてくるし、努力だけではどうしようもないことが目の前にやってくる。でも、そんな時間が振り返ってみると、もう戻れない貴重な時間だったのだと伝えてくれる人達がいる。
毎晩せわしなく寝かしつけた後に見る息子の寝顔。ちび怪獣が、可愛い子ぐまに見える時。
大切なものを見落としていないのだと、思わせてくれる優しいひととき。