風邪の対処をどうするか

2年ほど前に、息子がソファでテレビを観ていたら、急にコロンと横になってしまい、顔を見ると真っ赤。熱を測ると軽く39度を超えていました。

その日はあまりにも辛そうだったので、安静にさせ、翌日楽観的な小児科医の元へ。ちびっ子たちで溢れかえる待合室を通過し、検査をしてもらうと、インフルエンザということが発覚。相変わらずあっさりと、「ピーク、過ぎちゃっていますね!」と笑いながら37度台まで下がってきていた体温計を見せてもらい、一安心。

自宅に帰り、夜夫に、「病院に行ったらインフルエンザだったよ。A型だって。」と伝えると、「そうなんだ。もう血液型が分かったんだね。」
そっちと違うわ!!話の流れ的に、インフルエンザの型だって分からんかっ!
隠れ天然なのは、人の事言えませんが、夫もなかなかのものです。

その時は、奇跡的になぜか移りませんでした。色々思い返してみると、息子の熱は一気に上がり一気に下がったので、そこまで重症では無かったことと、マスクや手洗いうがいを私自身が徹底していたことが良かったのかも。

育児中のママ“あるある”なのですが、胃腸炎や様々なウイルスに子供が感染し、結構な確率で母親が移り、親の方が重症化、その時点で子供は治り飛び跳ねていて、さあどうすると困惑するケース。そして、その後父親にも移り一家全滅。
我が家も胃腸炎で散々な目に遭っているので、何とか食い止めなければと意識をしていたら、親に移ることは減ってきました。

あらいぐまに負けないぐらい手洗いを徹底すると、ちょっと安心です。カサカサになりますけど。

風邪が悪化した時に、息子も私も全く食欲がなく、無理して食べても吐いてしまうと医師に相談したら、「水と塩!」と言われて、笑ってしまいました。
どうやら、水と塩さえ取っていたら、数日ぐらい何とかなるらしいので、それ以来、風邪を引いた時はスポーツドリンクで生活しています。

高校2年の冬、人生で初めてのインフルエンザにかかった時は、急な発熱と寒気に襲われ、母に車で病院まで連れて行ってもらい、母が一生懸命先生に説明してくれていたのですが、話が随分とんちんかんで。
「娘は来週大切な試験なんです。先生、早く治してあげてください!」

来週は、試験ではなく高校のスキー旅行で、そんな切羽詰まって言われても、インフルエンザだしね~。と、うなだれながら心の中で呟いてみる。

それでも、病院に連れて行ってもらったおかげで少し楽になり、ぎりぎりスキー旅行には間に合ったので、母には感謝することにしようか。