ちゃんとしていないこと

最近、暑い日に噴水で息子と遊ぶようになり、2人で行った時のこと。他にもご夫婦と小さな息子さんを連れてきているご家族がいて、ほのぼのとした時間が流れました。
そこの噴水の時間は決まっていて、1分前になると、その奥さんが旦那さんにひと言。
「子供の服はフル装備であるけど、あなたの着替えはないからね!」それを聞いて、どこも似たようなものだなあと笑ってしまいました。

“男の人”は、と一括りにしてしまうと怒られそうですが、子供と一緒に遊ぶパパは、やっぱり童心に返って、後先考えずに楽しそうです。散々濡れてから、どうしようと言われてもね。子供のお世話だけで精一杯です!と思うママは多いのでは?!

私も息子がずぶ濡れになるのは分かっていたので、もちろん一式着替えを持参。途中でお日さまが隠れてしまい、思っていたよりも肌寒かったのですが、そんなことはお構いなし。裸足に半そで短パンで突っ込んでいき、タオルを持って構えていたのに、私の服に濡れた頭をこすりつけてきて、散々な目に遭ってしまう始末。ジーンズにスニーカーがどれだけ有難いか、こんな時に痛感します。
お気に入りの服なら、完全にブチ切れるパターン。

とりあえず、発散させられたので仲良く帰ってくると、担任の先生に字の書く練習をやれたらやってくださいね!と言われていたことを思い出し、息子に聞いてみることに。
「自分の名前だけでもいいから、鉛筆の練習しよっ。」「え~、やだ~。明日にする~。」

大学図書館勤務時代、午後になって男性の上司に資料作成を頼まれ、「これ、明日でもいいですか?」と聞いてみると、「僕の元上司ね、『明日やろうは馬鹿野郎だ』ってよく言っていたんだよね。」はいはい。遠回しに今日やれってことですね!!
息子とのやりとりで、そんなくだらないことを思いだし、それだったら目の前の5歳児は毎日馬鹿野郎だな、明日やると言って、やったことあるのかと心の中で呟いてみる。
それでも、幼稚園では苦戦しながらも頑張っているので、もう少し様子を見ようと、こういう所が甘いのかな。喧嘩するのが面倒くさいということも一理あったりして。

本当に小さかった時は、離乳食も全部手作りで、ものすごくちゃんとしていたのに、1歳を過ぎた途端、笑ってしまうぐらいいい加減になり、「まあいいっか」が自分の口癖のように。
そもそも私のかなり適当な両親は、「勉強しなさい」と言ってきたことあったかな。その疑問を大人になってから母に投げかけてみると、「こちらが言う前に、いつも勉強していたじゃない。」と言われ、ちょっとだけ納得。本当にあの頃は自分に厳しかったな。息子に甘いのは、その反動からか?!

司書教諭の勉強を深夜に始めようとすると、寝かしつけた後に必ず泣き出した息子。まだ1歳なのに、ママが他のことに集中することを察知し、邪魔をしたくなったんだねと、地域でお話し会をボランティアでやってくれている先輩ママに言われました。「でもね、勉強している親の姿を見せることは決して悪いことじゃないよ。だから、頑張って。」あれこれ言うよりも、色々な姿を見せること。それが、息子の“何か”になるのなら。

ちゃんとしていないことも、たまにはありだよね。たまにじゃないけどね。
そして、子供の成長に、私の背筋がまた伸びる。