いつもお世話になっているスタバで、スタッフさんによるライブがあることを知り、日曜日の昼だったので、夫に息子をお願いし、パソコンを持って行ってきました。今日は、あまり開かないでおこうと思いつつ、手がキーボードに向かうのはすっかり定位置になっているから。でも、今日は楽しまないと。いつもは一人客の多いこの空間が、なんだかとても華やいだものになり、執筆場所がご褒美の時間に変わり酔いしれました。これでまた歩き出せるかな。
毎朝園庭で会っている、すごい勢いで自転車をこいで職場に向かう友達。いつも時間に追われている雰囲気がとても似ていて、朝からお互いのエネルギーを交換しているようで。そしてふと伝えてくれました。「実はね、3月に違う場所へ引っ越すことになったの。」小学校は別でも、中学校でまた合流できることをとても楽しみにしていました。6年間分のネタを持って、また二人でバタバタお仕事モードになれたらいいなと。そんな勝手な想像を楽しんでいたら、実現できないのかと思うと残念でした。こんな風に、別れって急に訪れる。慣れているはずなのにやっぱり簡単じゃないな。あと2か月、語り合おう。
その友達と、またせわしなくお迎えで合流。そんな時にお互いが掛け合う「お疲れさま~。」という言葉。ほっとするんだよ。言う方もかけられる方も。その時間が堪らなく好き。いいことがここにもちゃんとある。小さいけど、二人にとっては大きなこと。
プログラマーのMさんが名言を残してくれました。『Sちゃんのオフは、オンの友達』。書くつもりでいて書けなかった日はオフでいればいい。でも、寛いでいる時も記事の中に出て来てくれているよね。○○君との日常はまさにそんな感じじゃない?確かに・・・。今日は気持ちが上がらないからと開き直った先に、何かがあったりする。だからもっと心から楽しむことを覚えようと思う今日この頃。
大学図書館で働いていた時、庶務課の定年間近の女性の方が色々と気にかけてくれて、ついには、「男性を紹介するわよ。」とまで言われてしまいました。すでに付き合っていた夫の存在は、聞かれるのが面倒だったので伏せ、館内でやんわりお断りをすると、話の流れの中で年齢を聞かれ、「え~、Sちゃんって30だったの!」と図書館じゅうに響き渡る声で言われ、本気で慌てました。どうして館内ってこんなに響くの?!その後、男子学生さん達に、「おねえさん、三十路だったの?!」と突っ込まれることに。二十代後半ということで通していたのに、すっかり年が公になってしまい、それ以来年齢は公言することに決めました。中途半端に隠すとえらい目に遭うという教訓です。
まだ二十代だと、学生さん達もどこかで親近感を抱いてくれていたのに、年代が変わると急に一歩引かれてしまったような気がして、カウンターでこっそり凹みました。そんなどうでもいいやりとりを男性の上司に話すと、「30歳には見えないから大丈夫だよ。僕があと20年若かったらなあ。」というリアクションに困る慰められ方をしたので、笑ってスルー。こんな技を身に付けたのも、三十代になったからなのかも。
そんな私も、四十代まで一年弱。年代が変わる前にやり残したことはないか、再確認。「あと一年とことん楽しみなさい。」誕生日に言われた母の言葉が、なぜか胸に残っていて。
そして同時に、「幸せになりなさい。」と言われた、結婚式当日の母の想いが胸をかすめる。