今日は気分を変えようと久しぶりに美容院へ行っていきました。
大きな鏡の前に座ったら、まだカットをされる前なのに肌がいつもより明るい気がしてちょっと嬉しくなっていたら、照明が当たっていたからでした。ははっ。
でも、やっぱり気分が高揚していたからなんだろうな。
男性のスタイリストさんには、どう映っているのだろう。
そんなことを考えていたら、男性の視点が気になりだし、男の人は美容院に行っている最中、何を思うのだろうとか、女の人を羨ましいと思う時があるのかなと、ふと聞いてみたくなったのですが、洋楽が心地よく耳に入ってくるので、この雰囲気も楽しみたいと思いぼんやり。
そういえば、以前夫にも聞いたことがありました。
「女性になりたいと思ったことある?」という質問に、「出産が大変そうだからいい。」と全然羨ましがられなかったのですが、二日間陣痛に耐えた後の立ち会い出産で、気力しか残っていなかった私に「ここまで頑張ったんだから、帝王切開でなく自分の力で産もう。」と女性の強さを感じて手を離さなかったこと、今でも大切に覚えています。
私は、やっぱりもう一度女性になりたい。
性格的に、サポーターというか、世話好きというか、応援できることが嬉しいからかな。
上手に手は抜くし、自分磨きも適当な部分があるけど、女性にしか出せない柔らかさは大事にしたいです。
でも、男性の凛々しさは羨ましいかも。
私の息子は、皆さんが知ってくれている男の子。
性が違う分、大変なことも、笑ってしまうことも、毎日が戦いで新しい発見です。
幼稚園から帰ってきたら、すぐにブロックで遊びだし、「これ、あきたこまちだよ!」と作ったものを見せてくれたのですが、なぜ米?と思いながらよく見ると電車のような形、もしかして・・・。
「それって、秋田新幹線の<こまち>でしょ。」と言ってみると、
「ち~が~うっ!あきたこまち!!」と言い張る息子。
面倒くさいな4歳児。もう、あきたこまちでいいわっ!!
一つのことに熱中して、お腹が空いたことも忘れて楽しんでいるのは男の子ならでは?
ブロックで作ったレールが、リビングからいつの間にか和室にまで到達していることとか、全く気づいていないんだろうな。
とことんおもちゃを広げて遊んでいる息子を叱るどころか一緒になって盛り上がっているもう一人の少年、あっ、夫でした。
一日だけ男性になれたら、意外な面が見えて視野がぐっと広がるかも。
なれなくても、男性の葛藤も、弱さも、逞しさも、感じられる女性になりたいです。
どっちもやっぱりいい。
でも、最期に看取るのは女性の私でありたい。寂しがり屋なのはきっと男性の方だから。