伝えることの大切さ

以前書いた記事、「大切な友達」の中に出てきた友達とドトールに行った時のこと。
彼女が注文した商品を見たらワッフル♪
やったー!記事と同じ焼き菓子だ!と密かに喜んだ楽しいひとときでした。
予想通り、とてもほんわかとした時間が流れ、そのお礼をメールで伝えると、また同じ温度で返信してくれる、その余韻がまた嬉しくて。

時間を作ってくれたこと、優しさを届けてくれたこと、辛い気持ちを感じてくれたこと、私のこれからを応援してくれたこと、友達でいてくれること、そんな全てのことにありがとう。

年を重ねるにつれて、素直じゃなくなったのではないかと思う時があります。相手と過ごす時間が長ければ長いほど、今さらこんなこと言えないなんてよくある話。

夫婦や親子関係が一番そうなのかも。
恋愛中の初々しい時は、お互いが気を遣っていたし、嫌われないようになんて意識もしていた。でも、一緒に住むようになるとそこにいてくれるのが当たり前で、それが心地良いのだけど、気持ちを伝えることが遅れてしまうことも、やり過ごしてしまうことも、随分増えたと感じています。

『本当はとっても嬉しいんだよ。今日はすごく辛い一日だった。こんなことで怒っている。もっとこうしてほしい。ごめんなさい。そして、ありがとう。』
心の中で思っていても、相手に伝えなければ伝わらない。
言い辛いことも、嬉しいことも、もっと伝えて素直になる。そうじゃなければ、仲の良いふりをした関係になってしまうのかな。
それでは、やっぱり寂しい。
本音が話せて、初めて心に触れることができるのかも。

最近少しだけ意識するようになったら、ちょっと肩の力が抜けて、周りにいてくれる人達の有難さに気づき、勇気を出して話すとそこからまた新しい関係が築けたような嬉しい驚きがあります。

誰にも弱音が吐けなかった時は、相当肩肘張っていたんだろうな。
その時よりは、柔らかくなったよね。

「言わなくても分かるよね。」じゃ伝わらないか。

だからここに自分の想いを書いていきたい。
色々なわだかまりがまだまだあるし、越えられていないことが沢山あるし、よく泣くし、時々挫けそうになる。
それでも、私を応援してくれる人達がいるから、きっと頑張れる。

普段言えない心のこもった「ありがとう」を伝えられたら、そこからまた大切な絆が生まれる。