嬉しい発見

シェアオフィスに通うようになり、腰痛が悪化したので、理由を色々と考えていたら、一人の男性の姿を見て、答えがあっさり見つかりました。いつも、カフェや図書館を利用していたので、椅子はもちろん高さが決められたもの。それに慣れていたので、シェアオフィスの椅子の高さが自分で変えられるという発想はなく、前に使った方の高さのままでパソコンに向かっていた訳です。視界に入ってきた男性が、椅子に座りながら調節しているのを見て、これだ!と思いました。もっと早くに気づけば良かったのですが、教えてくれてどうもありがとう。

席に座る時に、窓際の席よりも、全体が見渡せる後ろの席がしっくりくることにも驚きました。なぜだろうと思い、天井を見上げていたら、高い窓から雲が流れていくのが見えて、いつもの目線に戻ると、皆さんが仕事に打ち込んでいる様子がそこにあり、その位置が図書館カウンターに似ていると感じたからです。目の前が窓や仕切りがある状態なら、自分の空間になり、没頭できるので落ち着く方が多いと思うのですが、私の場合は、空間を感じることがとても重要だということに気づきました。視界が広がるとなぜか安心する、不思議な心理作用もありそう。

アパートにいた週末は、一週間溜まった洗濯や掃除を午前中にこなし、午後は必ず出るようにしていました。一日家にいても息が詰まるし、外の空気を吸いたいと思ったから。たまには可愛いマットでも買おうと出かけ、部屋が少しでも明るくなればと願って買ったクリーム色は色褪せてしまったけど、今でも我が家で使っています。アパートを出ることになり、解約をする時に、そこが東向きの間取りだったことが判明。平日の昼間は仕事で、週末の午後はほとんどいなかったので、日当たりを気にしたこともなく、どれだけ家にいなかったのだろうと笑えてきて。自宅にいた週末は雨の日だけ。天気が良くても、高校野球やデーゲームに没頭していて、全く気にしていませんでした。

時々目にするイチローさんのニュース。表情がとっても柔らかくなったなと嬉しくなります。『マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターに就任しても、自身の動きは現役時代と変わらない。デモンストレーションを求められた際の備えであるが、その動きはまるで現役選手そのものだ。役回りが変わっても、イチローさんにとって備えることの重要さは変わっていない。』(Number Webより一部抜粋)
引退会見で伝えてくれました。「僕、明日からまたトレーニングしていると思いますよ。」と。立場が変わっても、何一つ自分のスタンスを変えないイチローさんは、格好いい。それでも、裏側では沢山もがき、イチローではなく一朗さんは苦悩したのだと、引退後の朗らかな表情を見て、色々なことを思いました。2009年のWBCでなかなかヒットが打てずに悩んでいたイチロー選手が、最後に決勝タイムリー。原監督の優勝後のコメントがとても印象的でした。「あの偉大な打者で、天才肌と言われるイチロー君が試合中のベンチの中で素直に喜びを表現して、チームメイトと大はしゃぎをしていました。それを見ていたら、やはりイチロー君も人間だったんだと思いました。」あの時だけでなく、ずっと誰よりも人間らしかったんだろうなと。

シェアオフィス内で食べようと思っているチロルチョコをジップロックに入れ、名前が書きづらかったので、以前息子からもらったNHKのワンワンのシールを思い出し、パソコンバッグから取り出しました。ワンワンのおでこに名前を書き、シールをペタン。共有の冷蔵庫を開けた人が笑うかどうかは、想像を楽しむことにしよう。