40歳の目標

9月のお誕生月になると、思うことは山のよう。39歳でも40歳でもアラフォーであることには変わりないので、ここは開き直ることにして。内側から溢れ出るもの。その気持ちをどんな時も大切にしたいと思っています。40歳も、ビッグスマイルで。そして、軽やかなステップで。

40代にどうしてもやりたいことは、大学野球と社会人野球を球場まで観に行くということ。高校野球は、春のセンバツも夏の大会も観に行ったことがあり、プロ野球ももちろんあるので、ここは新規開拓しようと思っています。楽しみが後に待っていると思うと、毎日頑張れそうです。
野球が好きだと伝えると、大体いつも「プロ野球?」と聞かれるのですが、全部です!!と答えるようにしています。何を取っても好きなので、逆に説明が難しいですね。

高校生の時、体育で選択の授業があり、迷わずソフトボールを選びました。他は、剣道とバレーボールだったかな。もうこれしかないでしょ。男女混合でチームを組み、左利きなのにセカンドを希望し、一塁に送球する時は体を横に向けなければならず、無駄な動きが発生。志願したのだから仕方がない。どうしてもやりたかったんだもん。そんな守備で使っていたグローブは、学校の物。左利き用のボロボロのグローブが三つあり、男子二人が先に取るので、私は一番古いものを使わなければならず、今日ずっこけろと心の中で毒を吐いていました。そこはね、レディファーストでしょ。うまい下手ではなく、先に選んでいいよの気持ちが、チームプレーに繋がるんじゃ!!
バッティングは、バッティングセンターで鍛えたので、ライト前ヒット~のはずが、セカンドにいた野球部男子が、私が引っ張る当たりを打つことを想定し、わざと一塁寄りに守っていたので、あっさりセカンドライナー。それもね、本気で守るんじゃなくて、ヒットにさせようよと一塁ベースも踏めないまま落胆。体育の授業で本気になる野球部ってどうよとイライラしながら授業終了。そんなことまでもが楽しかったな。息子がサマになってきたら、公園で相手をしてもらおう。

流行を追わないということが、子供の頃からの持論のようなもので、その時自分に必要な物かどうかということにこだわっていたような気がしています。服も本もテレビもそう。随分前、隣に住んでいる小学4年生の女の子と6年生の男の子が遊びに来てくれて、色々な話をしました。男の子が、「僕、友達と話を合せる為に観たくもない番組を観ていたんだけど、それが苦痛だと分かって止めたら楽になったんだ。開き直ることも大事だね。」その気持ち、めちゃくちゃ分かるよって二人で大盛り上がり。社会性も必要なのかもしれないけど、一日の限られた時間の中で、どう使うのかは自分で決めたいよね。中学校に入り、美術部に入部した彼は、どんな人生を送ってくれるのだろう。

以前、公共施設で出会った小学生の二人兄弟。キッズルームで挨拶をするようになり、後日おばあちゃんも一緒に来ていたので、お話をさせてもらいました。「この子達のお母さんね、乳がんで亡くなったの。若い時はお嫁さんともよく喧嘩したけど、乳がんになってから頼ってくれてね。ようやく仲良くなれたと思っていた頃に、逝ってしまったの。子供達を置いてね。悔やんでも悔やみきれない。でも、私が頑張らないとダメね。初対面のあなたに聞いてもらえてちょっと楽になったわ。」そう話してくれた優しいおばあちゃん。聞き手と語り手。その気持ちが重なった時、少しだけ心が軽くなるのかな。あなたの息子さん達は、私の子供に優しいですよ。だから安心してください。
これが、社会への小さな私の役割なら、今の気持ちを大切にするだけ。