寝ることと食べること

私にとって、この二つは生活をする上での大きな仕事。眠りが浅いことはずっと前からなのですが、食べることも意外と苦戦することがあり、量よりも質を大事にしています。

今日は、たまには違う場所で短時間集中しようと思い、スタバでチョコスコーンをテイクアウトし、図書館の自販機でアイスミルクティを買って、飲食ができる席に落ち着きました。お腹に溜まるスコーンは、私の中でパワーフードの役割を果たしてくれているので、本気で食欲がない時はありがたい商品です。人生初めて横浜に行った時、姉の出張先のホテルに転がり込み、帰りに入ったスタバで食べたのもチョコスコーン。やはり、特別な想いがあるようです。姉が渡してくれたお金で購入したもの。彼女は、できるだけ私にお金を使わせなかった。そんな姿が嬉しくもあり、同時に切なかったです。

姉が大阪の女子寮にいた頃、電話をくれた時に、思いがけないことを伝えてくれました。「こっちの生活が大分落ち着いてきたから、月に1万円こっそりSに送るよ。そのお金で服を買いなさい。」「お姉ちゃん、ありがとう。交通費や教科書代に充てたらダメ?」「ちょっと、アンタ一体どんな生活しているの?Sには普通の女子大生でいてほしいんだよ。親のことでせっかくの青春を無駄にしてほしくない。だから、服を買いなさい!」「気持ちだけもらっておくよ。こちらは何とかなっているから大丈夫。一人暮らしが大変なことは分かっているから。ありがとうね。ちゃんとお洒落するよ。」そう言って笑って切った後、やっぱり泣けてきました。1万円の価値。それは、金額ではなく、姉の精いっぱいの愛だったのだと思います。そんな気持ちをもらったらね、どんなことだって頑張れるよ。お金じゃない。愛をもらった。それは、一時のものではなく、ずっと心に残るものだから。チョコスコーンが、私の中でパワーフードなのも納得です。

少し前、たまたまNHKを観ていたら、スマホを長時間見ていると、いかに視力に影響してしまうかをやっていて驚きました。このサイトの読者さんは滞在時間が長いと、当初からプログラマーのMさんが伝えてくれていたので、心配になりました。皆さんの活力になれているのなら、そんな嬉しいことはありません。ただ、健康に影響してしまうようではいけないので、分割でもしてゆったりとした気持ちでお越しくださいね。夜10時から深夜の2時までは、お肌のゴールデンタイムだとどこかで聞いたことがあるので、女性の方は、良かったら睡眠を優先させてください。人の世話を焼くのも私の仕事です。

息子は相変わらず寝る時に、くみちゃんを握りしめていないと安心できないよう。野球チームで一緒のS君のお母さんに本人が見せたくて、遊んだ時に披露したら、彼女が伝えてくれました。「本当に可愛いね~。その黒くなった状態が余計に愛着を感じるよ。Sちゃん、ずっと取っておくでしょ。多分、透明なケースにでも入れてそばに置いておくんだろうな。子供が離れていっても、そのくまちゃんがいたら、子育てで苦労した時間を沢山思い出すんだろうね。なんかいいな。」感性の似ている友達には、微笑ましい未来まで見えていたよう。キッチンの引出しでいたずらをして、そこにくみちゃんを入れてしまい、ないない!と大騒動した日々。懐かしさがこみ上げる彼のマブダチ。

子供の頃、姉と二人で佐賀の祖母の所へ行く時、でっかいうさぎのぬいぐるみを離さない私を、呆れながら引っ張って連れて行ってくれた新幹線の旅。その手の温もりを、忘れることはないだろう。