嬉しい国際交流

オーストラリアが好きな理由』でも書かせてもらったのですが、息子のクラスにはプレ幼稚園で知り合った中国人の男の子と、年少で仲良くなったインド人の女の子がいて、お母さん達とも仲良くさせてもらっています。

中国人のママは、大学から日本に来ていたようで、日本語が上手、メールも普通に日本語で送ってきてくれて驚きました。
息子はブロッコリーが嫌いで、お弁当に一個あるだけで彩りも豊かになり、“木”みたいで可愛らしくもなるのに、本気で嫌がるので、カエルのピックを大好きなミートボールに刺し、なんとなく緑を強調。カエルで緑って・・・、という突っ込みは受け付けません!

その友達にブロッコリーの話をしてみたら、毎日入れているよと教えてくれて、味付けが気になったので聞いてみると、中華風にアレンジしているとのこと。やっぱり母国の味なのか~。
たまたま一緒に園庭で遊んだ日、旦那さんも迎えに来てくれることになり、ご挨拶をさせて頂いたら、とても優しい口調で、日本語で伝えてくれました。
「メールアドレスの交換でもしてもらって、是非これからも親子で、よろしくお願いします。」と、恐縮してしまうぐらい頭を下げてくださった姿を見て、胸がいっぱいに。
長く日本に住んで慣れたとはいっても、文化の違うところで子育てをするのは大変なこと、それを旦那さんは分かっていて、精一杯の気持ちを届けてくれて、温かいご家族なのだと嬉しくなりました。

インド人の女の子ママは、旦那さんの仕事の関係で日本へ。日本語が上手なのですが、送られてきたメールは英語で、返信は気合が必要。スマホで英語入力って、慣れていないのでかなり苦戦してしまい、基本的にはお迎えなどで偶然会った時に、ちょっとお話をさせてもらっています。
そして、やっぱり気になる食生活の話。スパイスは都内に売っていたりするのだけど、無いものもあるからインドから送ってもらっているそう。やっぱりスパイシーな母国の味なのね。
綺麗な英語なので、時々英会話をしてもらっていたのですが、全く使っていなかったので、ルー大柴さんみたいな自分に気づいて、恥ずかしくなって止めました。
それでも、娘さんにママが英語で話している時は、なんとなく聞き取れていて、聞いても聞かなくてもどっちでもいいという余裕からなんだろうな。
一対一で話すと切羽詰る!! まあ、4歳の子に話している内容自体簡単だしね。
「5分だけ遊んでもいいわよ~。」なんて、息子でも聞き取れそうだ。

二人のママに、別々の機会で、日本に来て不安は無かったか聞いてみたら、同じように伝えてくれました。
「最初はもちろん不安だったけど、日本人のみんなが優しくて、言葉が通じなくても丁寧に教えてくれて、すごく嬉しかった。だから、この国が好きです。」
こんな風に感じてくれる方達に出会えて本当に良かった。私もその中の一人になれるかな。色々なことを考えさせてくれる温かい心が、国や文化を越えるのかもしれませんね。

中国人の男の子は息子を見つけてハグ、満面の笑みの二人に1%の隔たりもない。