冒険しようよ

シェアオフィスのラガーマンTさんを久しぶりに発見。テレワークにもなっているので遭遇率が減ってしまい、今日いた!と思ったら接客中や電話中のこともあり、空振りで終わったこともしばしば。そんな中で、受付にいた彼にご挨拶をさせてもらうと、逆に呼び止められ、一冊の冊子を手渡されました。「これ、僕がコーチを務める大学のラグビーチームのものなんです。選手達から是非周りの方に配ってくださいと渡されたので、○○さんにももらって頂きたくて。」なんだか朝から、感動してしまってどうしましょう状態でした。選手達の気持ちが、Tさんを通して渡され、そこにいつものエネルギーが届けられたようで、傷や汗をかいた選手達の表情が表紙に映っていて、ものすごく熱いものを受け取らせてもらったようでした。「大学ラグビーの試合、希望の日が雨じゃなければ、秩父宮に行ってこようと思っているんです。」目を輝かせて言う私の表情に呼応するかのように、彼もまた満面の笑みで喜んでくれました。こんな時期だから、選手達を応援しに行きたい、観客数を減らし、応援も減らし、いつもとは違うグラウンドで頑張る選手達を見て、私も頑張れたなら。そんな気持ちを全部、彼は分かってくれているようでした。「雨でも、泥だらけになっても、余程のことがない限り試合は行われるんです。もうべちゃべちゃなんです。それでも、彼らはプレーをしています。」行く前から、想像すると心が躍りました。防寒して、気持ちは熱く行くしかない。

今年度の地区長さんから、来年度の地区長になってもらえないかと一本の電話がありました。話を聞くと、もう一人の方と、地区長と地区委員という役割を相談で決めてほしいとのこと。LINEで繋がり、直接会って相談する前にもう一人の方が引き受けてくださり、沢山のお礼と共に、最大限のバックアップはさせてもらわないと罰が当たるなと思いました。そして、地区委員は、広報委員か成人委員にならないといけないようだったので広報委員の希望を出しました。通るといいな。ということで、少年野球の役員はまた持ち越し。この感じていくと、高学年になった方が、体が空きやすくなるので、もっと自分の世界を広げられるかもしれないなと、大学のパンフレットでももらってこようかワクワクしています。

今日は息子の遠足。この状況なのでバスの移動ではなく市内を歩くことになりました。それでも、ランドセルではなくリュックサックに荷物を入れて、学校から外へ行くことに前日から胸が高鳴っていたよう。何度も持ち物を確認し、いつもと違うちょっとした非日常がこんなにも気持ちを上げてくれるのだと思いました。
学校へ行けなかった期間、人ごみには行かないように、友達には会わないように、公園へ連れて行くのが精一杯で、天気の悪い日は本当にどうしようかと困惑しました。テレビを点けても息子のストレスになる内容は避け、一緒に遊んでいても動きたいとぐずりだし、気を紛らわすことの少なさに二人で参ったことが蘇りました。遠足という響きに軽やかなステップがイメージでき、場所はどこだっていいんだよね、先生や友達と一緒に同じ景色を見て、お弁当を食べられたら、そんな時間がまた大きな励みになる。当たり前にあったことに感謝の気持ちが何倍にも膨れ上がって、この気持ちを忘れないでいようと思いました。また当たり前になりそうな時、本当は大切な時間なのだと思い出せるように。

中学3年生の前期は学級委員になり、修学旅行で、名古屋から新幹線に乗り、東京観光とディズニーランドへ行きました。都内観光は、グループに分かれ、行きたい場所を予めいくつか決めておき、チェックポイントには先生が待ってくれているという仕組みに。電車の数が多すぎて、班の男子に丸投げし、路線図を見ながら右往左往。人多すぎと思いながらもようやく池袋のサンシャインに着いて、違うクラスの社会科の先生に会った時、なんだかもう感激して泣きそうになりました。「こんなに先生に会って感動したの、初めてだったかも。会いたかったよ~。」というと、「いつもは違うのか!」と笑われて。なんだかいいな、こんな時間。陸上部の顧問であり、社会科の先生が、また違った角度から身近に見える。「道分かんなくて、みんなで困っていたから、先生に会えて本気でほっとしたんだよ~。」と本音を漏らすと一緒に笑ってくれました。

そして、帰りの新幹線。皆がお菓子を食べ、通路を行ったり来たりしながらゴミの回収を学級委員が。そして、先生達が後ろの席で皆寝ていて、その姿に心の中で頭を下げずにはいられませんでした。生徒達が安全に楽しみながら思い出を作ってこられるように、気を張ってくれていた先生達。その寝顔が余りにも安堵に満ちていて、胸が熱くなりました。
無事に名古屋駅に着き、駅構内でクラスごとに座り、最後は先生の挨拶。そこで、学年主任の先生が学級委員を全員立たせ、皆に伝えてくれました。「皆が宿で遊んでいる間もミーティングをし、新幹線でごみを集め、楽しむことよりもクラスをまとめることに力を注いでくれた。先生達もとても助けられた。ありがとう。そんな学級委員の皆に拍手を送ってあげてほしい。」最後の最後で先生やってくれるなと、泣きたくなるのを堪えるのが大変でした。道行く人は何事かと見ていくし。新幹線で寝ているかと思いきや、しっかり見てくれていたのね。とっても疲れたけど、いい旅でした。沢山の思い出と共に、大きな優しさを最後にもらったから。
池袋のサンシャイン、また一人で行くことにしよう。社会科の先生が待っていてくれるかもしれない。