現地集合、現地解散

忘れもしない、姉とのグアム旅行は現地集合、現地解散でした。私は仕事を半休取り、成田空港へ。姉も同様、仕事を切り上げ、中部国際空港へ。

秋に女二人旅をふと思い立った姉は、私を誘い、航空券もホテルの予約も全て取ってくれて、深夜のグアム国際空港で待ち合わせしよう!という無茶ぶりに、楽しくなってしまい、乗ってしまいました。変な度胸が付いていしまっていたのは、姉妹共通かも。

仕事後、高速バスに乗り、成田空港へ出発。ジャケットとボストンバッグというちょっと不思議な気分を楽しみながら爆睡。
空港に着いてから、コンビニで軽食を買い、飛行機を眺めながら一人の夕食。
日本を離れ、なんのしこりもなく、姉と現地で会えるのが堪らなく嬉しかった。家族の話ではなく、姉妹だけで、ガールズトークができることに胸を弾ませ、飛行機を見ながら泣きそうでした。

予定通りチェックインし、デルタ航空に乗り込むと、リゾート行きなのに若い女性がジャケットを着て一人でいることが不思議だったのか、女性のCAさんに話しかけられました。
現地で姉と待ち合わせをしていると伝えると、なぜか安心してくれて。夜の便だし、仕事の格好をして一人でグアムは相当違和感があったのかも。

時差もそれほど無く、あっという間にグアム到着。姉の便は一時間遅いので、成田空港でメールがあり、先にタクシーでホテルに行っていてもいいよという適当ぶり。
空港のロビーでとりあえず待っていたら、タクシーのおじさんらしき現地の人に話しかけられ、ちょっと慌てました。でも、話し方が穏和で、リゾート地ならではののんびり感があって、ほっ。

その後、入国審査を終えた姉が、一番乗りで出てきてくれて、感激の再会でした。「飛行機が着いた瞬間一番目に並んで、慌てて出てきたよ!待っていてくれて良かった!一緒にタクシー乗ろう。」
私は感激の再会だったのだけど、姉は一番目に出られたことの方が嬉しかったのか、私の顔を見てほっとしてくれたのか、異常に興奮気味で笑えました。

ホテルに行き、ゆっくり休んでから、翌朝はホテル内のスタバでサンドイッチを買い、バルコニーでゆったりとした朝食。
「Sに足りないものは、ずる賢さだと思う。もっと上手に生きられないと心配になるよ。」そう言えば、そんなこと言われたな。姉はいつもどこかで気にかけてくれていました。
はっきりものを言う人だけど、そこには一本筋が通った優しさもあった。だから姉が好きでした。

一緒に海が見えるプールを堪能し、現地のハロウィンを楽しみながらディナーをし、くまのぬいぐるみやチョコを買い、楽しかったのだけど、最終日の夜は喧嘩になりました。
最後の最後で、分かり合えない何かをどこかで感じていて。それが寂しかったけど、受け入れているところもあって。
朝、ほとんど会話をしないまま、ホテルで解散。出国の時間も違ったので別々のタクシーへ。
結果はどうであれ、姉が私を誘ってくれたほろ苦くも優しい旅。楽しかった記憶だけが残っていく。

姉が幸せなら、それでいい。