気持ちをシェアする

少し前、夫と息子の二人が、横浜動物園に行ってくれることになり、出かける前に息子にお願いしました。「オカピが可愛いから、ママの分まで見て来てね!」「うん、わかった!」とハイタッチしてお別れ。
その後、一人でパソコンを持って出かけていた私を、夕方最寄り駅まで車で迎えに来てくれた夫の車を発見し、乗り込んだ途端、「ママの好きな子が車にいるよ~。」と早く見せたくてうずうずしている様子。袋を開けてみると、いつもよりワンサイズ大きめのオカピのぬいぐるみが。「可愛かったからパパに買ってもらったんだよ!ママも会えて良かったね。」
見て来てねと言ったものの、まさか連れて帰ってくるとは・・・。それにしても可愛いじゃないか!

帰宅してから、ひとしきり動物園の話をしてくれたので聞いてみると、トラやライオンは夜行性だから、昼間はずっと寝ているという説明をパパから受けて少し残念だったという話。「夜起きて活動しているんだよ。」と伝えると、「トラさん達、寝る時間まちがえちゃったの?」と息子。だから、夜行性なんだってば!!格好いい動物達が寝る時間を間違えていたら、面目丸潰れじゃ!

今朝、幼稚園に送り届ける時、たまたま年中の担任だったH先生が、遠くから相変わらず爽やかな笑顔で挨拶してくれました。その気持ちが、このサイトに対する“いいね!”のような気がして、朝から嬉しくなっていて。
特に“いいね!”のボタンはないのだけど、閲覧数がもしかしたらそれにあたるのかなとか、同じ地域の表示が増えているのが、そのことを意味してくれるのかなとか、昼に来てまた夜に来て下さる気持ちがやっぱりそうなのかと、色々なことを感じています。

プログラマーの友達Mさんにも、その仕事仲間だった技術営業のFさんにも、同じことを言われました。「このようなサイトは見たことがない、唯一無二のもの。だから比較のしようがない。」と。そしてFさんが伝えてくれました。「僕にとっても今後どうなっていくのかとても興味があり、勉強になります。大きくなるといいですね。」
とても多忙な方なので、負担にならないように、ふと思い出したタイミングでふらっと来てくださっているのかと推測しています。どれぐらいの数字が大きくなるということを意味するのか、なんと言っても前例がないので、私もよく分かりません。ただ、Fさんがそう感じてくれている所まで辿り着きたいと思っています。今はそこが目標。

動物園に行けなかった私の為に、毎日のように動物園ごっこをしたがる息子。家じゅうにあるぬいぐるみを並べて、仕切りも作り、持ち帰ったマップを手に、ホワイトタイガーちゃん達が散策に行くという設定。いい加減飽きてきたのですが、もうすぐ歩いたらオカピがいるよ!というのがメインなので、そこを外すわけにはいかず。
そんなことをしていたら、実家から持ってきた数少ない写真を思い出しました。父が砂浜で私を抱っこしていた写真。思い出せない。そんな記憶、どこにもない。でも、それは間違いなく父であり、小さい頃の私でした。そして、多分撮ったのは母。記憶が無くても記録は残っていた。そして、父に抱っこされた温もりは、ぼんやりと覚えていました。

愛されていたという実感が確かにあった。この気持ちを、どうシェアしよう。