「 祖母 」一覧

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新しい生活の始まり

母が迎えに来てくれた退院後、ゆっくり歩いて自宅に帰り、外の空気が吸える喜びを噛み締めました。「最近寒かったのに、あなたの退院日は、温かくていいお天気で、お祝いしてくれているようね!」そう喜んでくれた母。そして、今日は心配だから泊っていくわ!と譲らなかったので、ここは甘えることにしました。病院内で、連...

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大切な準備期間

検査結果を開き直って受け止めた翌日から、少しずつ入院の準備を始めました。それでも、目の前には家事や育児、この期に及んでパソコンに向かっている自分がいて、さあ優先順位をどうしようかと考えながら、タイピングをしています。姉の海外旅行は、いつも当日の準備。だって、朝まで使うものがあるでしょというのが彼女の...

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何があるか分からないから面白い

この間も、癒しの主治医の元へ。いつものように、私のお腹を触る前に自分の手をこすり、「今日も冷たくてごめんね~。」と。そんな先生の気持ちが温かいから大丈夫ですよと思いながら、優しく触診が始まりました。相変わらず、手から伝わるハンドパワーがすごいなと思っていると、先生の手が止まり、伝えてくれました。「こ...

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気持ちのいい変化

当初は1000字で一つの記事をまとめようと思っていたはずが、A4のWordに気が付くとぎゅっと詰めるようになり、自然な形で1500字。そして、緊急事態宣言がいつ出されるだろうと、沢山の方が不安を抱える中で、ぐっとアクセルを踏み込んだ3月。A4サイズで自分の気持ちが収まる訳もなく、溢れ出した気持ちと共...

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とぼけた質問

パソコンを通して、実際に会って、プログラマーの友達には色々な説明を受けるのですが、近々操作にちょっとした変更があるかもしれないと言われ、若干慌てています。 大学図書館勤務時代、図書館システムのバージョンアップだったか、とにかく操作が少し変わるということでシステムエンジニアの方が、図書館職員の前...

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いってらっしゃいという言葉

大学で勤務していた頃、正門をくぐると守衛さんが「おはよう」と挨拶をしてくれる時があり、女子大生に間違えられて、「Yes!」と心の中でガッツポーズ。一日のテンションは守衛さんで決まりました。 もうひとパターン、「おはよう」と言われた後に、こちらの顔を見て、「なんだ、○○さんか。」と笑われる時もあ...

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優しい選択肢

今日は、久しぶりにほんわか主治医の所へ、診察に行ってきました。 なんだろう、この温かい感じ。相変わらずそこにある優しい雰囲気。 診察が終わり、次回の予約の話になった時、先生が申し訳なさそうに伝えてくれました。 「実はこの病院、3月末で辞めることになってね。」 予想外の展開に、急に寂しくな...

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サポーターが似合ってる

一人暮らしをしていた二十代の頃、自宅に帰った後や週末に時間があったので、何か勉強を始めたいと思い、色々考えて通信教育で医療事務の資格を取得しました。 理由は、頭が柔らかいうちに学んでおこうと思ったのと、子供の頃から病院には何かとお世話になっていて興味があったのと、司書の仕事に似ている点もあると感じ...

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とんでもない勘違い

隠れ天然なのは自覚があり、一度勘違いをするとずっとそのように思い込んでしまうタイプ。 これは、子供の頃から今に至るまで、変化なしです。 小学2年生の担任の先生が産休に入ることになった時のこと。自宅に帰り、姉に「私の先生、今まで4級だったんだって。」と話すと、冷静な姉に「ばっかじゃないの!そろ...

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サザエさんちのようにはいかないけど

ずっと話していなかった大切な話。 きっとこの話題を出すことは私なりに勇気がいることで、とても大きなことだと分かっていたからなかなか出せませんでした。 生まれ育った実家は、元々六人家族。母方の祖父母と一緒に暮らしていて、なんとなく他の家庭と違うことを感じていた幼少期。 戦争に行った祖父と、乳...