時計は気になる?

息子が半日保育の時は、11時半にお迎えなので、朝8時半に送り出してから、どのように効率よく時間を使おうかと前日からスケジュール立て。幼稚園からそのまま自転車でスタバまで行き、パソコンを開いて集中していたら、Kちゃんが妹さんと入ってきてびっくり。全然気づかれないので、スタバの雰囲気に馴染んでいたかなと密かに喜びながら、そっと声をかけたら、かなり驚かれました。
市内で、なぜか一番遭遇する友達。不思議だけど、嬉しいね。

その後、慌てて自宅に戻り、掃除機をかけてから、息子のお迎え。「お友達と遊ぶ約束をした!」と言われ、園庭で走り回り始め、お友達のお母さんや私のスケジュール、気にしたことある?!と5歳児に突っ込みたくなる毎日。お互い本当に忙しい日は、強制連行する予定。時計を見ると12時だったので、さすがにご飯の時間で、4人でバイバイしました。

自宅に戻って、時計を見た息子が、「ママ~、3時だからおやつの時間だよ!お菓子食べたい!」と騒ぎ出し、いつものバトル勃発。時計の3時を一番初めに覚えたので、12時15分も3時に見えたよう。長い針と短い針が、逆になっているでしょ!!お昼ご飯です!
随分都合のいい読み間違いだなあと思いつつ、子供の3時は一番幸せな時間だから気持ちは分かる。
それから、ぶつくさ言いながらも、くみちゃんをテーブルの上に乗せて、しっかり間食してくれました。半径1メートル以内に絶対いるので、お茶や牛乳をこぼした時も、ご飯を食べている最中にくしゃみをしてご飯粒が飛んだ時も、かなりの被害者。もちろん、おやつを食べる時もね。幼稚園に行っている間は、玄関に座らせ、「くみちゃん、ただいま~。」と言って帰ってくる。今のうちに、休んでおいて~。

時計を見ながら、あれをして、これをして、この時間にお風呂に入れて、寝かせて等々、気が付くと時間に追われてしまっているけど、息子はそんなことお構いなし。
一日保育の幼稚園から帰ったら、おやつで、ママと遊んで、テレビを見て、夕ご飯を食べて、また一緒に遊んで、お風呂に入って、寝る前の締めにようやく一人で遊んでくれます。
このルーティンワーク、一つでも飛ばすといじけるか、暴動が起きる。もう遅いから、遊ぶの止めてお風呂に入ろうよ~と言ったところでスルー。時間がよく分かっていないって、逆に羨ましい。

旅行に出かけると、時間を忘れられるのは、やっぱり非現実的だからだろうなと、ふと思う。図書館を利用してくれた方達が、「ここに来ると時間がゆっくり流れるね。」とそういえば言ってくださったこともあったな。
それはね、やっぱり職員の方達が多かったです。学生さん達とは違う時間の流れ方を感じていました。図書館の忘れ物を学生課に届けた時、せわしなく働いていた男性職員の方。お昼休みにふらっと図書館を訪れ、椅子にゆったりと座って、新聞を読んでいる姿をさりげなく見て、肩が下がっていることがとても嬉しかったです。今だけは、時間を忘れてくださいね。そんな気持ちを背中に投げかけてみる。

時計を忘れて立ち止まることができる人は、自分の針を進める姿もかっこいい。