異性の視点

すごくくだらないこと。
少し前の『男の友情』の記事が、かなりの閲覧数で新記録。その後、渾身のストレートを投げた『学んでいたこととは -長編-』は、あとほんの少し足りなくて、彼らを抜くことはできませんでした。なんだか、嬉しい悔しさです。
ということは、やっぱり男性の読者の方が多いということが立証されたのかな。

大学図書館で勤務していた時、統計の仕事をしたことがあり、あまり詳細を話すと、そのうち図書館関係者の方に気づかれて怒られるかもしれないので、程々に。
大学によって、入館の仕方が違うと思うのですが、今は学生証や職員証などをゲートに通して入れるという仕組みが一般的かもしれません。その統計を一か月単位で集計していたのですが、なんとなく学部や学科ごとにどういった動きになっているのか気になって、上司に時間をもらい、グラフにまとめたことがありました。すると、一つの学科だけがとびぬけて入館者数が多かったので、カウンターでその学科の常連の学生さんにさりげなく聞いてみると・・・。
「一人だけ、やたらとレポート提出を求めてくる先生がいるんですよ。」な~るほど~。
やっぱり、人の流れには、何かしらの理由があるかもしれませんね。

私が、男性読者の方が多いと思っているもう一つの理由は、野球の記事を書くと、閲覧数が上がるという法則。最初からなんとなく感じていました。どれだけイチロー選手が好きかというと、お会計で1051円というように、下2ケタが背番号になるだけで、テンションが上がります。イチロー選手は、記録だけでなく、自分の言葉に責任を持っているととても深く感じていて。発する言葉にどれだけの影響力があるのか、沢山の経験からも分かっているからこそ、重みが伝わってきます。
今季初めて、ライトの守備で出場した時のこと。
「ライトからの景色はやっぱりいいね。」今思えば、残された機会を心の底から楽しんでいたのかもしれません。

『男の友情』の当事者二人は、私の記事を読んで、全く同じことを別々のタイミングで伝えてくれました。
「なんだか、自分が出てくると不思議な感覚だね。読ませてもらってから、一緒に飲んだ時間を思い出して、また行きたいなと思ったよ。でも、悪口は言っていないよ!」
共感しながらも、しっかり訂正はしてくれるのねっ。それ以外は、本当にあの内容そのままだったよう。空気感が伝わっていたらいいな。

息子が大きくなっても、その場所に私がいたら意味がない。男同士だからこその良さがそこにはあると思っています。だから、その時は、一人でゆっくりカフェを楽しむか、久しぶりに会えた女友達と、お腹がよじれるまで笑い転げる予定。

男の友情と同じように、女の友情も温かいよ。朝まで激論はお肌に悪いけど、お互いの生活の中で、沢山の変化を祝福し、応援し、励まし、励まされ、一緒に泣いてくれる女友達には、何度も助けられました。
気を遣わずデザートブッフェに行けるのは、やっぱり同性の友達。