ダブルヘッダーは得意?

一日に二つの記事を書くことは、まず無理かもしれません。試みようと思ったことはあるのですが、一つの記事に沢山の想いを込めているので、それを分散することは難しく、執筆のダブルヘッダーは諦めました。

20代前半の頃、先輩に時々合コンに誘われ、全然気が乗らなかったのですが、半強制的に参加させられた時のこと。
某企業の男性三人と、女性三人での飲み会の席で、いい感じで酔っぱらった盛り上げ役の男性が面白いことを言っていました。
「働く上で、三つのワークが大切だ。一つは仲間を大事にするチームワークが必要。そして、どこでも動き回れるフットワークも欠かせない。そして、今の時代ネットワークにも精通していることが重要だ。それでもダメなら、ハローワークへ行け!!」

その方のオリジナルなのかは未だに不明ですが、好かれたいという気持ちよりも、楽しませたいという気持ちが先行し、しかも社会を熱くユーモアと共に語ってくれたその姿は、働く男性として素敵だなあと思いました。オチも忘れないところが素晴らしい。

その後、盛り上がり、そのままボーリング場へ。二次会がボーリング場なのは若さゆえの選択なのか、皆がいい感じでお酒が入った後だったので、半分壊れながら楽しみ、心地よい疲労感。飲み会で一人だけオレンジジュースにしておいて良かった~。
疲れていても、時間を配慮し、早めに送り届けてくれた盛り上げ役の男性は、その場限りでも好印象でした。飲み会の席だけでは見られない良さが、ダブルヘッダーにはあったのかも。

プロ野球で、後半の日程が詰まってしまい、一日に二試合行う日は、選手にとってかなりの負担ではないかと勝手に心配になることがあります。でも、こちらが思っているよりも、選手の方達は日々体を作っていて、がっかりさせない試合運びをする、それがプロなのかなとも。
そんな過密日程の中で、コンディションを崩さないようにベストな状態を保ち、シーズンの真ん中にあるオールスターゲームは、選手の表情が緩んで嬉しくなります。

去年、ドラえもんを楽しみにしていた息子とお風呂に入った後、急いでテレビをつけたら、ドラえもんではなくオールスターゲームがやっていました。
私は喜んだのですが、息子は大激怒!!「ドラえもんじゃない!ママが好きな野球やだ~。」そう言われても・・・。夢の祭典だよ!いつも敵同士の選ばれた選手が一つのチームになって、違うリーグと対戦するんだよ!そんな説明を熱く語ったところで、息子に伝わるはずもないので、慰めていたら、テレビをブチっと切られてしまいました。
「ドラえもんがやっていないなら、もういいよっ。」といじけながらママに八つ当たり。

今日、公園のダブルヘッダーしてきたんだよ~。ママも、オールスター観たい!大人げないので、これは心の声だったけど、その後は仲良く絵本を読んで眠りにつきました。

二つ目は疲れると感じるか、素直に楽しめるか、一つのことに集中したいのか。
どちらにしても、自分が満たされた気持ちになることが一番大切。