息子の夏休み中、全然時間が取れなくて接骨院へ行けず、母の病院に重たい水を運んでいたこともあり、肩回りがゴリゴリに。
これだけの猛暑だったので、外で遊ぶこともなかなかできず、室内遊園地で遊んでいると、マッサージチェアを見つけ、飛びつきました。
「ママはマッサージをしているから、ボールプールで遊んできてね!」「え~、一緒に遊ぼうよ~。」いやいや、この機会を逃すわけにはいかないんだよ。おうちに帰ったら、チョロQで遊ぼうと丸め込み、15分だけ癒しの時間。
なんとなく気持ちがいいのだけど、何かが違う。何だろう。そうか、やっぱり人の手じゃないから。温もりが足りない、先生どうしているかな。
本当なら、夏休み明けに行こうと思っていた接骨院。でも、あまりの辛さに夫に力説し、夏休み後半の週末に行かせてもらいました。
施術がピンポイントなんだよ。そのことがなんでこんなに嬉しいのだろう。「僕、一人暮らしを始めることになったんですけど、栄養状態が心配で、とりあえず野菜ジュースは飲もうかと思って。」あ~これこれ。解されながら、この温度を求めていたよ。「液体だけで栄養を取らないでくださいね。まあ、貧血の私もサプリで鉄分取っていますけど。」てへっ。
こんなくだらない話が、日常には大切。たまにしか会わないのに、いつも同じ雰囲気になる。
手の温もりも、人の温もりもやっぱり好き。
大学図書館で働いていた時、月初は経理的な仕事が忙しく、カウンターの仕事に1時間も出られない日がありました。パソコンに向かって話しかけてしまいそうで、イライラ度Maxに。そんな時、「ちょっとだけカウンターを変わってほしいんだけど。」と声がかかり、頭の中で両手を上げて、喜んで閲覧室へ。
「おねえさん、司書っぽいよね。」「あ~分かる~。なんだかすごく似合ってる。」と学生さん達にからかわれながらも、楽しく会話。パソコンに話しかけるよりもやっぱり楽しい。どうしようもなくしっくりくる。そう、この感覚。誰かの温度が、自然と笑顔になる。
事務室に戻り、思うように進まず残業決定。パソコンとにらめっこをしていた私に、男性の上司が、「吉永小百合さんのような年の重ね方をしてね。」といきなり言ってきて、一気に集中力が切れました。なんでこのタイミングでそんなことを言われたのかいまだに不明ですが、数字と戦っていたので、笑ってしまうぐらい和みました。
どう頑張っても、吉永小百合さんのようにはなれないけど、とりあえず努力だけはしている私は今でもいい部下?!
「いつも機械に囲まれた仕事をしているから、このサイトのサポートは嬉しくて仕方がないよ。」と伝えてくれるプログラマーの友達。
温かい人だ。そうじゃなければ、ここまではしてくれない。そして私は、その気持ちをこの場所で返したいと思っています。
温もりをどこまで届けられるか。いつも本に助けられているから、きっと大丈夫。