炭水化物はやっぱりお米?

パスタもパンもうどんも好きだけど、最後に落ち着くのはやっぱりお米ですね。
最近の夜食はおにぎりが定番で、腰回りにお肉がつかない気がして、お腹にも溜まるし栄養価も高いので、冷凍ご飯は常備しておくことにしました。

カフェに行くと、サンドイッチやケーキになるので、ご飯のメニューがあるお店は嬉しくなります。お洒落な店内で、米って本当に有難い。
サンドイッチはおやつだよ!と夫によく言われるので、お米のメニューが増えたら、カフェ利用する男性のお客様も増えるんじゃないかと思う今日この頃。

男性の方はそんなにカフェで長居しないのかなと思っていたのですが、私の勝手なリサーチでは男女比半々で、米の需要はありそうです。

独身時代は、自炊していたのですが、満員電車の中でできるだけ荷物は減らしたかったので、毎日サンドイッチを作って持参していました。
お弁当を作ると、空のランチボックスを持って帰るのが嫌だったというくだらない理由。
職場の方達に「よく飽きないね~。」と言われていたのですが、中身はそれなりに変えていました。ツナやハムや卵やチーズ、レタス、キュウリ、コロッケなどの組み合わせをアレンジ。

そんな毎日だったので、自宅に帰るともちろん和食。週末大量に作った煮物を分割して食べていた頃が懐かしいです。食が細いのでなかなか減らず、毎日食べると本気で飽きてきて、やっつけ感満載。

息子も、専用プレートにご飯をのせてふりかけをかけたり、おにぎりにするとしっかり食べてくれるので、やっぱり安心します。

父の実家の佐賀県へ子供の頃に行った時は、祖母が高菜漬けを必ず作ってくれて、朝の食卓に並んでいました。祖父も兼業農家で米を作ったりしていて、軽トラックの後ろに姉と乗せてもらったことも。
お米やご飯のお供がすぐそばにあることが当たり前のようで、実はとても有難いことだったのだと、恋しくなる時があります。

父方の祖父が亡くなり、遠く離れていたということもあり、きちんとしたお礼が言えていなかったような気がして、今でも心残りです。
多くを語らない姿はとても父に似ていました。祖父が肺がんになり、一人で佐賀に行った学生時代、術後の傷跡をお風呂上がりに見せてくれた時のこと。
「再発は50%の確率。でもおじいちゃん、しっかり生きているよ。」そう言って笑ってくれました。大きな傷を見せて、それでも強く生きている、命の重みを孫に教えてくれた温かい人。

そんな人達が作ってくれるお米は、日本人の精神が受け継がれている。