勝手に盛り上がっているハッピーフライデー。金曜日になると不思議とテンションが上がるのは、私だけではないはず。チロルチョコをジップロックバッグに入れ、いざシェアオフィスへ。一粒食べると1時間は頑張れる、隠れた“せんず”です。
正規の会員登録をさせて頂く時、色々な説明を受け、たまには気分を変えて違う席も座ってみてくださいねと言われたので、久しぶりに窓際の席に落ち着きました。でも、全く集中できず、チロルを一つ食べ、メールチェックをしてからあっさりいつもの席へ。理由はいくつもあるのですが、明確だったのは、自分のタイピングの音でした。テーブルの素材によって、音の吸収のされ方が違うのだという新しい発見です。お気に入りの後ろの席は、不思議と気にならないので、どうかいつも空いていてくださいと願うばかり。Wordでダーッと記事を書いているので、ずっとカタカタやっていることは自覚があり、できるだけ周りに迷惑をかけない配慮は必要なのだと、皆さんのお仕事の邪魔にならないよう頑張ります。
そして、金曜日のお楽しみはカフェでブランチ。変化を大切にしようと、初めてマイタンブラーを持参し、いつも気になっていたスタバに行ってきました。タンブラー持参の20円引きも嬉しかったけど、スタッフさん達の明るさも嬉しくて。どの店舗に行っても、同じ温度でいてくれるそんなサービスに“今日も来て良かった”というお土産付き。
この間、別の地域の店舗で、ホットのラテを注文し一旦席に戻り、バーカウンターに戻ってきたら、前にいたご年配の女性が取りに来て、次に渡されたのはアイスのラテでした。「ホットラテを注文したんです~。」とやんわり伝えると、スタッフさんが私に謝りながら、ご年配の方に駆け寄り、逆だったことが判明。ほんの一瞬のことだったので、そのまま差し替えて頂けたら良かったのですが、それを見ていたもう一人のバリスタの方がすぐに私のラテを作り始めてくださり、本気で驚きました。気持ちがとても嬉しいですね。何度もお礼を言うと、私が言った分だけ謝ってくださるので恐縮してしまい、最後は笑って会釈。そんなやりとりが、美味しさを引き立ててくれるようです。
まだ息子が0歳だった頃、いつも通っていたキッズルームのある公共施設で、すっかり仲良くなったのはお掃除の明るいスタッフさんでした。ちょっと雰囲気が湯婆婆に似ていて、一見怖そうなのですが、本当はびっくりするほど人情に厚い、クシャっと笑うと可愛らしい方でした。色々な話をさせてもらう中で、ふとお掃除道具のある部屋に息子と共に連行されて行きました。何事かと思っていると、クリスマスだからと息子が食べられそうなお菓子を山盛り渡してくれて、泣きそうになりました。「あなた、育児を一人で頑張っているから。私には息子しかいないから、なんだか娘のように可愛くてね。それと、もう少し食べなさい。そんなに細かったら色気がないわよ!」せっかく感動していたのに、そんなお説教?!と一緒に笑えてきて。ありがとう。照れ隠しで伝えてくれたのもお見通し。「がんばんなさい!」そんな言葉にドンと背中を押されたような気がしています。
掃除をしていても、私が行くと廊下に座り込んで、一緒に雑談。「怒られませんか?」と聞いても、「普段ちゃんとやっているから大丈夫よ!」なんて笑い飛ばしてくれて。お礼に渡したプレゼントを喜んで受け取ってくれた笑顔が、いまだに忘れられません。「私ね、前の会社に戻ってきてと言われて、辞めることになったの。お掃除の仕事、一度やってみたかったから楽しかったわ。会えなくなるけど、がんばんなさい。」その気持ちを持ち帰ってきたから、きっと大丈夫。
女社長、頑張って。