時間の有効活用

最近、本を読みたい欲求が凄く、その波に乗ろうとしています。そういう時は可能な限り、満たされるまで楽しもうと思っていて。英会話の学校に行っていた時、よく言われたのはspeakingよりもlisteningの方が先。インプットをして聞き取ることができた時に、アウトプットができ、話せるようにもなるということでした。だから、やはり私にとって、本を読むことは大切なインプットであり、燃料なのだと思うことにしています。

少し前に、このサイトの裏側で取れていた統計情報の数値がおかしくなり、今までの縦の棒グラフが止まってしまいました。表に出ているGoogleの数値は正常に動いているのですが、これまでの正確な統計が見られなくなり、少し凹み気味です。階段のように上がってきていた棒グラフはモチベーションを保ってくれていて、詳細な情報は記事を書く上で大切なヒントになっていたから。その日はどんな記事が読まれていたのか一覧で上がっていて、週間や月間の統計も取れていたので、色々な想像を働かせてくれていました。

大学図書館で、総務のような仕事をしていた頃、月の初めに前月の統計を出して記録に残し、グラフ化していた時、全体を把握することって大切だなと真面目に思う反面、土曜日の勤務はずっとパソコンとにらめっこをしていて、1時間もカウンターに出られない時もあったので、滅入りそうな日もあって。そんな時、たまたま男性の上司と一緒に帰ることになり、帰り道に伝えてくれました。「○○さんが今やっている業務は、司書の仕事が3割だから色々思うことがあると思う。面白いと思うばかりが仕事じゃないけど、楽しいと思うことよりも大変だと思う気持ちが上回った時は、相談してください。なんの変更もないかもしれないけどね。ははっ。」正直に話しても変更がないのかっ!と思いつつ、何気なく気にかけてくれていたことが嬉しくて。こんなことを言われたら、文句を言いながらも頑張るしかないですね。そして、あの頃やっていた統計から読み取る習慣が役に立ちました。今復旧中ですけど。

学食へ、自宅で作ったサンドイッチを持ってお昼に行こうとした時に、その上司に誘われなぜか一緒にランチをすることに。1対1で目の前に上司がいて、味わえるはずもなく、それでもしゃべり続ける上司の相手をすることに。「皆、うまくいってる?人間関係で何か感じたら、こっそり知らせてください。ところで、そんな量でお昼足りているの?」あ~、私にこっそり職場の皆の様子を聞きたかったのね。まさかランチをしながら聞かれるとは。そして、同時に私の栄養状態まで心配。抜かりない。人のことを見ていないふりをして、実はしっかり全体を把握しようとしていた人。相当な頭痛をいつも我慢していたことは、私だけが知っていました。精密検査受けてくださいと何度も伝えた私の言葉は、覚えてくれているかな。

この間は午後から雨の予報だったのに、午前中から雨で、息子が毎週楽しみにしていた野球は中止。私もパソコンを広げる予定が狂ってしまったので、午後は三人でショッピングモールに行き、2時間カフェで集中させてもらいました。あまり普段利用しないカフェに行ったら、なぜか色々な気持ちがこみ上げて、この仕事を誇りに思う自分がいて。声では発しない気持ちを綴るということ。ほんの片隅にある小さな内面を伝えること。そんな気持ちが、誰かの心をそっと温められていたらいいなと、どんな時も願っていて。
お店を出ると吹き抜けの上の階から「ママ~。」という声。ライターから母親に戻る優しい時間。