例えばこんな毎日

去年の夏、息子とお風呂から上がると、白い壁の上にヤモリを発見!
マンション中に響き渡る声で叫んだ後、よく見ると息子が一人で盛り上がっていて・・・。
やっぱり男の子。喜んでいるなら捕まえてよ~と思いつつ、絶対に逃がすものかと戦闘モードへ。

スプレーをかけた後、落ちてきて、すごい勢いで逃げられてしまいました。
廊下のドアを開け、電気を点けてもいない。どうしよう、家にヤモリがいるなんて夫にメールしたら、帰ってこないだろうな。
これは何とかするしかないと、おそるおそるトイレのドアを開けてみると、ごみ箱の端に隠れていて、勇気を出してペーパーを大量に持ち、ヤモリを捕まえ、トイレに流してミッション成功。
息子は終始テンションMaxで、帰ってきた夫に絵を描いて説明し、ママがやっつけたと我が家ではすっかり伝説になった珍事件です。

そして、最近寝室の電気が点かなくなってしまったので、息子を寝かしつける前にリモコンの電池を変えてはみたものの、点かなかったので諦めてその晩は寝ることに。
翌日夫に説明して、電気を買いに行くことになったのですが、なんだか昨晩捨てた電池が気になりだし、再度リモコンにはめてみたら点灯!
古い電池を抜いて新しい電池をはめる時、近くで息子が「ボクがやる!」などとうるさくて気が散ったせいか、古い電池を再度リモコンに入れて、新しい電池を捨ててしまっていた・・・。
「それは点くわけないよ~。」と散々笑われた、隠れ天然が浮き彫りになった痛恨のミスでした。

ここ数日深夜が冷えてきて、先に寝ていた息子が起きてしまった音がしたので夫がドアを開けようとしたら、息子が必死でドアを押さえていました。
もちろん、大人の方が力が強くあっさり開いたのですが、どこか元気がない様子。
よく見ると、フローリングが濡れていて、トイレに間に合わず怒られるのを恐れて、閉じこもろうとしたようです。
「シーツを濡らさなくて、よく頑張ったね。」と伝えたらほっとしてくれて。
でも、水たまりの上でドアを封鎖するのは止めようねっ。

もっと小さかった時、いつも行く公共施設でちょっと目を離した隙に、息子が非常ボタンを押してしまい、警報音が響き渡り、発信元の場所までスタッフの方がトランシーバーを持って駆け付けてくれたことがありました。
事情を話し、ひとしきり謝ると安心され、事務室まで行ってセンター長に謝ったら優しい口調で伝えてくれました。
「なかなかこういう機会がないから、職員の良い練習になって良かったですよ。」
凄い音が鳴った時は、本当にとんでもないことをしてしまったと思ったのですが、ここまでおおらかにこちらの失態を気にしないでくださいねと伝えてくれた、三児の父であるセンター長には、何度も救われました。

こうやって親子って助け合い、周りの人に助けられながら成長していくんだよね、でも、お互いの珍事件は秘密にしようね。