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頼もしい人

ある平日の朝、起きた瞬間ものすごい吐き気に襲われ、なんとか適当な朝ご飯を準備したものの、起き上がってはいられない状態になり、息子に言いました。「お母さんね、かなり気分が悪くて、今日は送っていけそうにもなくてごめんね。帰りは良くなったらお迎えに行くから、気を付けて行ってきてね。」そう言って、ベッドの上...

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機動力を使う

不動産関係のお仕事をされていたHさんが、近くにできたシェアオフィスの情報を教えてくれました。「せっかくなので少し利用してこようと思うのですが、Tさん(ラガーマン)には黙っておいてくださいね!」そう伝えた翌日、思いもよらない展開が。受付で相変わらずTさんと盛り上がっていると、Hさんが登場。「あれ?他の...

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持ちたいもの

シェアオフィスのミルキーのKさん。彼はいつも話せる側のスペースにいるので、お会いすることがめっきり減ってしまったのですが、秋に歩道で会話した内容をふとした瞬間に思い出しました。そこは花屋さんの前、勇気を出してこのサイトの存在を話し、収入が少ないことを理由に夫に辞めてほしいと言われた話を正直にすると、...

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日常が戻ってきた

雨が降った日、初めて徒歩で息子を学校まで送り届けることになりました。教材費などの銀行引き落としを、夫から私の口座へ変更した隙間で、集金袋を息子から渡され、それを直接先生に届けることになったため、いつもより少し早く出ました。どんよりとした空を見上げながら、毎日こうして送っていると季節の変化を楽しめるん...

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想いは届いていく

引っ越しの翌日は、プログラマーのMさんが手伝いに来てくれたおかげで、ネット環境がスムーズに繋がり、とても助かりました。その後、両親と息子が登場しご挨拶。彼が用意してくれていた9歳のお誕生日プレゼントは、『あつまれ どうぶつの森』のゲームで、息子は大喜び。今回は両親に私の仕事を詳細に説明してもらう為、...

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想像を楽しむこと

週末は、息子と室内遊園地へ。大きな滑り台を一緒に滑り、マリオカートをやって、メダルゲームを楽しみ、二人で発散しました。が、連日の送迎や部屋の整理で疲れも溜まっていたので、早く切り上げようと思いついた一つの提案。「ねえ、今日は早めに帰ってマックに行かない?」「いいよっ。今おもちゃ何だろうね。」そう言っ...

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第二章の始まり

段ボールの山をあっという間に片付け、事務的なことを一気にこなし、ようやく辿り着いたシェアオフィス。新居から少し遠くなってしまったものの、いつもとは違う道からのサイクリングに嬉しくなりました。そして、変わらない安らぎの空間に身を置くとほっとして。ただいま、挫けそうな時自分を支えてくれたこの空間、大きな...

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本当に飛んだ日

良く晴れた日、あまり眠れなかった朝を迎え、慌ただしく身支度をした後、息子と二人で仏壇の前へ。「おじいちゃんにバイバイしよう。ずっとRのことを見守ってくれていたから。」そう伝えると、ランドセルを背負ったまま手を合わせ、何とも言えない優しい時間が流れました。息子と同じ誕生日のお義父さん、これまで沢山の時...

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周りはみんなホーム

荷造りがなかなか進まないなと思っていた平日の昼間、きちんと話しておきたいことがあるからと呼び出しがかかり、両親宅へ向かいました。「人の命は、明日どうなるか分からない、だから財産の在り処をあなたには全部伝えておくから、覚えておいてね。」そう言われたものの、内容が細かすぎてよく分からず、適当に聞いている...

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飛ぶ日まであと少し

引っ越しする日まであと少しとなりました。やることが盛り沢山で感慨にふけっている場合でもないのですが、それでもこうしてパソコンの前に向かうと、いろんな思いがこみ上げてきます。声を上げたら助けてくれる人がこんなにもいるのだと、胸の中が熱くなったこの期間を忘れることはありません。 夫はこちらの引っ越...