「 3.11 」一覧

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現実を受け入れること

薬物療法を終えて、3か月を過ぎようとしていた頃、体質を戻すためになんとなく不安定な状態を通り抜け、久しぶりに婦人科での診察が待っていました。下腹部の痛みが強くなっていることを正直に伝えると、内診を案内され、検査中に先生が異変に気づいてくれて。「今、悲鳴が聞こえそうだったよ。検査、痛くならないようにし...

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心の中で飛んでみた

私が大学生の時に、姉が留学していたカナダ。そこのホストママがお誕生日にプレゼントしてくれた雪だるまのパジャマを姉から譲り受け、着心地がいいからまだ使っていると本人に伝えると、大爆笑をされてしまいました。「まだ使っていたの?!何年前だっけ?」「かれこれ20年ぐらい前だね。何回洗濯してもボロボロにならな...

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一対一の会話

姉とタリーズで会話をした時、こちらのなんでもない日常を話すと笑い転げてくれました。「Rが学校で、『鬼滅の刃』を最後まで知っている友達から内容を聞いてきちゃってね。最後はねって話し始めようとするものだから、お母さんまだ見ていないからやめて~って大変なんだよ。iPadで見終わった子がいたらしく、ボクもう...

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山越えの連続

実家にいた小学校低学年の夏、祖父が寝ている部屋で、眠たくなったので一人でお昼寝をしていると、ガッシャーンという音が聞こえ、目が覚めてしまいました。どうやら、近くで姉が小さなボールを壁に向かって投げて遊んでいた拍子に、ボーンボーンと鳴る掛け時計に当たってしまったらしく、ガラスが割れた音だったよう。やば...

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長さではなく濃さ

何の話?コーヒーのサイズ?!ではなく、時間の流れ方。風来坊の父と何気なく会話したことが急に思い起こされました。「お父さんの通勤さ、大きなターミナル駅で乗り継ぎでしょ。結構大変だよね。」「そうだな。日体大の集団行動みたいなんだよ。斜めからどんどん人が来てすれ違うのに、ぶつからないって不思議だよな。」い...

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ゆっくり広げる円形

退院後1か月は自転車にも乗れず、重たいものもダメと言われて、大人しく自宅でカタカタやっていたものの、さすがに限界だと思い、頭をフル回転させ、思いついた一つの作戦。なんだ、自転車のかごにパソコンを乗せて、歩いてスタバに行けばいいんだ。そして、早めにやっつけパスタを食べ、気持ちのいい晴れた空の中を歩いて...

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個性を大切に

通院や体の痛みでなかなか行けていなかったシェアオフィス。久しぶりに顔を出すと、受付でラガーマンのTさんが話しかけてくれて、いつものようにワイワイ盛り上がっていました。すると、そこを通過したのは、ミルキーをくれた男性。前回お会いした時にはギターを背負っていて、本気で驚きました。色々な個性の方がいるんだ...

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それぞれの連休

11月の3連休、母が息子と旅行に出かけたいと言ってくれたので、その気持ちに甘えることにしました。そして、夫もせっかくなので一人旅を経験しようかと伝えてくれました。いいんじゃない、それぞれがそれぞれの場所で楽しむことも時に必要な気がして、二人の冒険を後押しすることに。 行き先や手段を迷っていた夫...

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音が流れを作る

今年は色々なことがあり、ようやく行けた健康診断。受け入れ人数を減らし、できるだけ短時間になるようにと沢山の配慮を感じ、そんな気配りにそっと微笑ませてもらった気持ちが安らぐ時間でした。ぼーっとする時間もない程次から次へと呼ばれるので、廊下を行ったり来たり。女性専用なので、スタッフさんも利用者さんもお医...

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野球と音楽とカフェ

今年の金曜日は、なぜか4時間授業というカリキュラムが組まれ、息子の帰宅は2時前。これは、週の前半に頑張り、ハッピーフライデーはインプットの時間にできるよう気持ちを持っていこうと思った雨の日、一凛珈琲へ行ってきました。その前夜、ネットサーフをしていたら、ふと辿り着いたのがGLAYの『さくらびと』(作詞...