「 執刀医 」一覧

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約束した場所へ

ビジネスパートナーであるプログラマーのMさんから、一本のメッセージが。『トップリーグの試合、抽選に当たったよ~。』え?本当?難しいと思っていたので、思いがけない吉報に感謝と感激が押し寄せてきました。シェアオフィスのラガーマンTさんに報告したくても、たまたまタイミングが合わず、不動産関係のHさんに伝言...

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一日一日を

とても気持ちのいい晴れた空の中で、寒暖差にやられながらも隣町の主治医のいる病院まで運転し、行ってきました。さあ、どこまでさらけ出せるかな、そんなことを思いながら。 そして、いつものようにドアをノックしご挨拶。手術後の状態を改めて聞いてくれた先生に、素直に話しました。「左の卵巣を丸ごと摘出してい...

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横一線に並ぶ

私の入院以来、母との悪循環が見事になくなっていきました。その答えを母がメッセージであっさり伝えてくれて。『あなたが、お母さんがいてくれたから入院や手術を乗り切れたと伝えてくれたの。お母さんの存在や優しさに救われたって。本当に嬉しかった。こちらこそありがとう。』娘に丸ごと包まれ、感謝されるということ。...

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ステップアップできた

自宅安静期間長いなと思いながら毎日見ている鏡で、髪の毛が随分伸びたことに気づきました。入院前に感染しないよう、外に出ることを最小限にして以来、自分の身なりは二の次だったなと笑えてきて。退院初日、母に「痩せたわね~。」と言われ、息子には「ママ、頭ボサボサ。」と言われ、正直すぎる親子関係に苦笑するしかな...

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次のステージへ

重い体の中で、少しずつ体力を付けるためにも家事こなそうとしていた夜、姉からの大きな荷物が届きました。開けてみると、てんこ盛りの焼き菓子が。その量が、これまた彼女らしい。そして、お礼のメッセージを送ると、伝えてくれました。『多すぎるかなと思ったけど、毎日家にいるからティータイムの楽しみにして貰えると嬉...

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新しい生活の始まり

母が迎えに来てくれた退院後、ゆっくり歩いて自宅に帰り、外の空気が吸える喜びを噛み締めました。「最近寒かったのに、あなたの退院日は、温かくていいお天気で、お祝いしてくれているようね!」そう喜んでくれた母。そして、今日は心配だから泊っていくわ!と譲らなかったので、ここは甘えることにしました。病院内で、連...

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未来へ

退院前日、少しでも体力を付けようと思い、病院のパジャマのまま、一階の書類関係の窓口へ。もちろん周りは皆外来の方達。いちいちそんなこと気にしない。人の目を気にしているよりも、自分がやりたいことをやっていく。そんなことを思っていると、順番が来て医療事務の方が伝えてくれました。「ご家族の方が手続きに来られ...

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優しい出会いの数々

手術が終わり、点滴からの痛み止めが効き、個室で眠っていると誰かが入ってくる音が。それは、懐中電灯を持ったご年配の看護士さんでした。その姿に、また涙が溢れそうになり、術後の患者さんの不安定な容態を見守りながら、点滴をそっと取り換えに来てくれた看護士さんに、胸がいっぱいでした。こちらが起きたことに気づく...

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ドラマの主役のよう

姉からの連絡を受け、手術を乗り切れるという自信をもらった後、執刀医が様子を見に来てくれました。「どう、気分は?」「なかなか眠れませんでした~。」「ははっ。結構そういう人いるから。」と言って貫禄のある笑顔と雰囲気で和ませてくれました。僕に任せなさい、そんな器が透けて見えるようで、救われた朝。この手術は...

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受け入れること

執刀医から、夫への手術の説明は、入院の二日前に行われました。相変わらず落ち着きのある先生が、いくつもの検査結果や超音波の画像などを見せ、資料を使い、今どれだけ酷い状態なのかを話した後に、伝えてくれました。「左側の卵巣は、全部取ります。」と。「え?先生。悪い所を取るだけじゃないんですか?」「もし腫瘍が...